メガチップスJP:6875

時価総額
¥1666.6億
PER
14.4倍
独自のアナログ・デジタル技術を基にしたLSIの設計、開発、製造委託、販売を行うトータルソリューション提供。

事業内容

メガチップスは、独自のアナログ・デジタル技術を基盤にしたLSI(大規模集積回路)の設計、開発から生産までを手がける企業です。同社は、子会社8社と関連会社1社を含むグループを形成し、トータルソリューションを提供しています。製品の設計・開発はメガチップスとその子会社が行い、主に海外の大手ファウンドリーに製造を委託しています。

メガチップスは単一の事業セグメントで活動しており、セグメント情報に関連付けた記載は行っていません。製品はメガチップスとその子会社から販売され、グローバルな市場で展開されています。これにより、同社は多様な顧客ニーズに応えることができ、競争力を維持しています。

経営方針

メガチップスは、革新、信頼、創造を経営理念に掲げ、1990年の創業以来、研究開発に注力して独自技術を磨いてきました。同社は、顧客の製品やサービスに関する知識とLSIの専門知識を融合し、顧客の課題解決と競争力向上に貢献するシステムLSIを開発しています。ファブレスメーカーとして、厳格な品質保証体制を整え、信頼性の高い製品を提供しています。

メガチップスは、持続可能な社会の実現を目指し、地球環境や多様性などの課題に対してステークホルダーと協働し、長期的な視点で取り組んでいます。また、株主への利益還元を重視し、健全な財務体質を維持しつつ、積極的な利益還元を行っています。これにより、同社は持続可能な成長を目指しています。

同社は、エレクトロニクス産業の発展を支える高性能・多機能な電子部品の需要増加を見据え、通信分野や産業機器分野を成長市場として注力しています。独自技術と他社の最先端技術を融合し、付加価値の高い製品やサービスを提供することで、顧客の課題解決を図っています。

中長期の経営戦略として、メガチップスはアミューズメント事業、ASIC事業、ASSP事業の三つを柱に事業ポートフォリオを強化し、新たな事業の育成に注力しています。国内外での市場開拓や新技術の獲得を進め、独自性のあるビジネスの創出を目指しています。

メガチップスは、資本効率と健全な財務体質の両立を目指し、ROE8%以上、PBR1倍以上の安定化を目標に掲げています。投資家との対話を重視し、企業価値の向上を図ることで、持続的な成長を実現しようとしています。