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ミナトホールディングスJP:6862
事業内容
ミナトホールディングスは、複数の事業セグメントを持ち、多岐にわたる事業を展開しています。主なセグメントは「デジタルデバイス」「デジタルエンジニアリング」「ICTプロダクツ」「その他」の4つです。
デジタルデバイスセグメントでは、サンマックス・テクノロジーズ株式会社と港御(香港)有限公司が、組み込み向け電子デバイスやモバイルアクセサリ、メモリーモジュール関連製品の製造・販売を行っています。
デジタルエンジニアリングセグメントでは、ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ株式会社や株式会社エクスプローラ、港御(上海)信息技術有限公司が、ROM書込みサービスやデバイスプログラミング、ディスプレイソリューション、エレクトロニクス開発・設計を手がけています。
ICTプロダクツセグメントでは、株式会社プリンストンがテレワークソリューションやデジタルデバイス周辺機器の事業を展開しています。これにより、現代の働き方に対応した製品やサービスを提供しています。
その他のセグメントでは、日本ジョイントソリューションズ株式会社や株式会社リバース、ミナト・フィナンシャル・パートナーズ株式会社が、Webサイト構築やシステム開発、セールスプロモーション、ベンチャー投資など多岐にわたる事業を行っています。
経営方針
ミナトホールディングスは、成長戦略として「デジタルコンソーシアム構想」を掲げています。この構想は、デジタル分野に特化した技術力のある企業との提携やM&Aを通じて、シナジーを創出し、新しい製品やサービスの開発を目指すものです。これにより、新しい市場を開拓し、持続可能な未来を創造することを目指しています。
同社は、2023年に「中期経営計画2027」を策定し、2027年までに連結売上高480億円、連結営業利益25億円、ROE15%以上、自己資本比率30%以上を目標としています。この計画のもと、既存事業の拡大、新規事業への投資、グローバル展開の3つの重点テーマに基づき、事業を推進しています。
また、ミナトホールディングスは、音楽コンテンツサービスや映像編集、ライブ・エンターテインメント事業の成長を見込んでおり、これらの分野でのシナジー創出を図っています。これにより、顧客基盤の拡大や提供サービスの多様化を進め、企業規模の拡大と中長期的な成長力の向上を目指しています。
同社は、デジタルコンソーシアムの拡大と発展を目指し、M&Aや業務提携を通じて技術力を持つ企業とのつながりを深めています。これにより、グローバル化を含めた事業拡大を図り、グループ間での協働を推進し、シナジー創出を進めています。