ヒロセ電機JP:6806

時価総額
¥6283.9億
PER
19.7倍
多極コネクタや同軸コネクタ、マイクロスイッチなどの電子部品の製造販売を手がける事業。

事業内容

ヒロセ電機は、19の子会社と共に、多極コネクタ、同軸コネクタ、その他の電子部品の製造販売を行っています。これらの製品は、さまざまな産業で使用される重要な部品です。

多極コネクタには、丸形コネクタ、角形コネクタ、プリント配線板用コネクタなどがあります。これらは、東北ヒロセ電機や郡山ヒロセ電機などの製造会社で生産され、ヒロセエレクトリック(U.S.A.)やヒロセエレクトリックヨーロッパなどの販売会社を通じて市場に供給されます。

同軸コネクタには、同軸コネクタと光コネクタが含まれます。これらは、一関ヒロセ電機や台廣電子股份有限公司などで製造され、世界中の販売拠点を通じて提供されています。これにより、通信やデータ転送の分野での需要に応えています。

その他の事業には、マイクロスイッチなどが含まれます。これらの製品は、ヒロセコリアや一関ヒロセ電機で製造され、ヒロセコリアや廣瀬電機香港貿易有限公司を通じて販売されています。これにより、幅広い産業のニーズに対応しています。

経営方針

ヒロセ電機は、技術革新を推進し、多様化するニーズに適合した製品を開発・提供することを使命としています。同社は、エレクトロニクス業界の発展に寄与し、株主価値を長期的に高めることを経営の最重要課題としています。強固な財務体質を維持しつつ、成長を続けることを基本方針としています。

同社は、高収益を重視した経営を進め、IFRSベースの営業利益率とROEを目標とする経営指標としています。これにより、事業の総合的な収益性と資本効率性を高めることを目指しています。

中長期的な経営戦略として、ヒロセ電機は最先端技術の追求と資源の効率的な配分を重視しています。自動車、産業用機器、通信用機器、スマートフォンなどの分野で市場開拓を進め、国内外の生産拠点のリスク分散化を図り、企業価値の増大を目指しています。

同社は、市場の多様化や製品の短サイクル化に対応するため、高付加価値新製品の開発力強化や生産効率化を推進しています。また、品質向上とコスト競争力の強化を図り、グローバル化と販路開拓を進めています。これにより、厳しい経営環境においても成長を続けることを目指しています。