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愛知電機 (6623) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
愛知電機は電力機器、回転機、プリント基板の製造・販売と電力設備工事を中核に事業を行っている企業です。主力製品は変圧器や制御機器、建物向け・車載向けのモータ類や電動ベッド用の機構部品、各種プリント基板などで、設計から製造・販売、現場工事まで手がけています。
同社の収益は製品販売に加え、電力設備工事や関連サービスからの売上が中心で、国内の電力会社グループや空調・自動車関連のメーカーが主要な顧客です。とくに電力機器分野では中部電力グループ向けの販売が重要な位置を占め、回転機や基板は国内外の拠点を通じてメーカー向けに供給しています。
同社の事業は電力機器事業、回転機事業、プリント基板事業の三つに分かれており、各分野で製造・販売とグループ内の生産分担を行っています。電力機器事業は変圧器や制御装置の供給と工事を、回転機事業は空調用や車載用モータなどの応用機器を、プリント基板事業は両面・多層や放熱性の高い基板など幅広い種類の基板を扱っています。
経営方針
同社は中期経営計画2028に基づき、脱炭素化やデジタル化の潮流を取り込みながら持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。経営の基本方針である「積極経営」「技術錬磨」「人間尊重」の下、電力機器、回転機、プリント基板の三つの事業領域を柱に、再生可能エネルギー関連や電動化・省エネ需要の取り込みを優先課題としています。具体的には中期計画期間(〜2028年)に新製品・新事業の立ち上げやものづくり力の強化を進め、安定供給と収益基盤の強化を図る方針です。
重点投資分野は再生可能エネルギー向けの変圧器や制御装置、建物・車載向けの高効率モータ、そして放熱性や多層構造に対応したプリント基板の三領域に絞られています。差別化戦略としては、設計から製造、現場工事・保守までを一貫して提供できる点を強みにしています。具体的施策としては、主要顧客である電力会社グループ向けの信頼性向上策、車載市場向けの品質認証取得、生産ラインの改善や検査設備の導入による歩留まり改善などを順次実行しています。
新市場開拓や事業拡大については、電動車やヒートポンプ式空調、再生可能エネルギー設備といった成長分野での製品投入とサービス拡充を計画しています。同社は現地販売・サービス拠点の整備やサプライチェーンの最適化を進め、国内の既存顧客に加えて自動車や空調メーカーへの供給拡大を目指しています。また、電力設備工事や保守サービスの強化により、製品販売に依存しない安定収益の確保を図る方針です。
技術革新への取り組みでは、試作評価や材料技術の強化により効率や耐久性を高める研究開発投資を重点的に行っています。具体的には高効率モータの損失低減技術、変圧器の耐熱・長寿命化技術、基板の放熱設計技術の開発に注力するとともに、生産現場では自動化やデジタル化(DX)を導入して生産性と品質管理を高めています。これらにより同社は技術力での差別化を図り、2028年までに新製品・新事業を複数育成することを目指しています。