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ダブル・スコープJP:6619
沿革
2005年10月 |
神奈川県横浜市港北区にリチウムイオン二次電池用セパレータの開発製造、販売会社として設立(資本金54,000千円) |
2005年11月 |
同社の外国人投資企業登録が完了 |
2006年5月 |
本社を神奈川県川崎市高津区に移転 |
2007年3月 |
子会社W-ABLE CO.,LTD. がISO14001認証を取得 |
2007年8月 |
同社が韓国財政経済部よりリチウムイオン電池用隔離膜製造事業に対し租税減免決定を受ける |
2008年2月 |
同社がW-SCOPE KOREA CO.,LTD.に社名変更 |
2008年12月 |
同社が韓国知識経済部の部品素材専門企業認証取得 |
2009年7月 |
同社がISO/TS16949認証取得 |
2010年10月 |
同社がベンチャー企業として地域経済発展に貢献したとして韓国中小企業庁長官賞及び韓国忠清北道知事賞授賞 |
2011年1月 |
香港に同社の子会社としてW-SCOPE HONGKONG CO.,LIMITED(現・連結子会社)を設立 |
2011年2月 |
中国深圳にW-SCOPE KOREA CO.,LTD.の駐在事務所を設立 |
2011年12月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2012年3月 |
台湾にW-SCOPE KOREA CO.,LTD.の駐在事務所を設立 |
2012年5月 |
本社を東京都品川区に移転 |
2014年2月 |
中国深圳に同社の子会社としてW-SCOPE New Energy(Shenzhen) CO., Limited(現・連結子会社)を設立 |
2014年4月 |
台湾のW-SCOPE KOREA CO.,LTD.駐在事務所を閉鎖(W-SCOPE HONGKONG CO.,LIMITEDに移管) |
2014年6月 |
中国深圳のW-SCOPE KOREA CO., LTD. 駐在事務所を閉鎖(W-SCOPE New Energy(Shenzhen) CO.,Limitedに移管) |
2015年11月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
2016年10月 |
大韓民国忠清北道に当社子会社として、W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2021年10月 |
W-SCOPE HUNGARY PLANT Ltd.を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年9月 |
W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO.,LTD.がKOSDAQに株式上場 |
事業内容
ダブル・スコープとその関連会社は、リチウムイオン二次電池用セパレータの製造と販売を主な事業としています。同社グループは、アジア、欧州、米国に位置するリチウムイオン二次電池メーカーを主要顧客としており、高い技術力と製造ノウハウを背景に、業界内での地位を確立しています。
セパレータは、リチウムイオン二次電池の安全性と性能を左右する重要な部品であり、ポリオレフィン製の微多孔膜が一般的に使用されています。これらは、正極材と負極材を隔離しながら、リチウムイオンの伝導性を確保する役割を果たし、電池の異常発熱時には安全機構として機能します。
ダブル・スコープグループは、製品の製造をW-SCOPE KOREA CO., LTD.とW-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.が担当し、アジア、欧州、米国、中国、香港市場への営業活動を展開しています。また、同社グループは研究開発にも力を入れており、超薄膜化や高耐熱セパレータの開発、新規メンブレンフィルムの開発に取り組んでいます。
ダブル・スコープグループは、リチウムイオン二次電池用セパレータ事業を単一セグメントとしており、その技術力と製造能力により、リチウムイオン二次電池の安全性と性能向上に貢献しています。
経営方針
ダブル・スコープは、リチウムイオン二次電池用セパレータの製造と販売を主軸に事業を展開しており、特に電気自動車向けの市場拡大を見据えた成長戦略を推進しています。同社は、リチウムイオン二次電池市場の変革期にある現在、この変化を大きなチャンスと捉え、先進国市場をターゲットに製品開発と設備投資に力を入れています。その目的は、同社の市場価値の最大化と投資家からの期待に応えることにあります。
成長戦略の実現に向けて、ダブル・スコープグループは製品の安定供給、販売量の確保、そして市場の要求に応える新製品開発に注力しています。具体的には、人材確保と社員教育、新規顧客の拡大、資金調達、そして生産体制の強化が重点領域として挙げられています。これらの取り組みを通じて、同社グループはリチウムイオン二次電池業界の持続的な成長に対応し、市場の拡大に合わせた生産能力の強化を図っています。
また、ダブル・スコープグループは、アジア、欧州、米国をはじめとするグローバル市場での営業活動を積極的に展開し、技術力と製造ノウハウを背景に業界内での地位を確立しています。同社グループは、研究開発にも力を入れ、リチウムイオン二次電池の安全性と性能向上に貢献していることが強みです。
このように、ダブル・スコープは、技術革新と市場拡大を見据えた成長戦略を推進し、リチウムイオン二次電池市場の変革期において、その地位をさらに強固なものにしていく方針です。