ログリーJP:6579

時価総額
¥11.6億
PER
-13.5倍
ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」を中心に、広告効果最大化の「Juicer」、SNS広告配信の「lift Plus」、インフルエンサーマーケティングの「BUZZRISTA」などを展開。

事業内容

ログリーは、テクノロジーを活用してイノベーションを推進し、生活を豊かにすることを目指しています。主な事業はインターネット広告分野で、ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY Ads Context」を中心に展開しています。このプラットフォームは、広告主と媒体社をつなぎ、ユーザーに広告を配信する役割を果たしています。

ログリーのネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY Ads Context」は、2012年から提供されており、広告が自然にコンテンツに溶け込むように設計されています。これにより、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を実現しています。また、ログリーは文脈解析技術を活用し、広告のターゲティング精度を高めています。

さらに、ログリーはインターネット広告市場の変化に対応するため、ネイティブ広告の周辺領域で新たな製品を開発しています。例えば、ファーストパーティデータを活用した「Juicer」や、SNSへの広告配信を行う「lift Plus」、インフルエンサーマーケティングを最適化する「BUZZRISTA」などがあります。これらの製品は、2025年に「LOGLY Marketing Nexus」として統合される予定です。

ログリーはまた、データとテクノロジー基盤「LOGLY Sphere」を構築しています。これは、膨大なデータを蓄積・分析し、各サービスのパフォーマンスを最大化するための基盤です。LOGLY Sphereは販売用の製品ではありませんが、ログリーの競争優位性を支える重要な要素となっています。

BtoBサービス「ウルテク」も提供しており、サイト訪問企業の可視化やAIインテント分析を通じて、顧客ニーズを的確に捉えることを支援しています。これにより、効果的なマーケティング・営業戦略の立案と実行を可能にしています。これらのサービスは、LOGLY Sphereから提供されるデータと分析結果を基にしています。

経営方針

ログリーは、テクノロジーを駆使してイノベーションを推進し、生活を豊かにすることを目指しています。主にインターネット広告分野で活動し、ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY Ads Context」を中心に展開しています。このプラットフォームは、広告主と媒体社をつなぎ、ユーザーに自然に溶け込む広告を配信する役割を果たしています。

ログリーの成長戦略は、ネイティブ広告市場での競争力を強化し続けることにあります。特に「LOGLY lift」に経営資源を集中し、人工知能などの最先端技術を取り入れることで、広告の効果を高めることを目指しています。また、広告主と媒体社に高付加価値なサービスを提供し、安定した取引を実現することを重視しています。

さらに、ログリーは新規事業にも積極的に取り組んでいます。「LOGLY Sphere」をデータ・技術基盤として、BtoBおよびBtoCサービスの新しい分野を開拓しています。特に、企業のデジタルコンテンツを統合・整理し、再活用する「ウルテク」を開発し、マーケティング活動全体を支援するパートナーとしての立ち位置を確立しようとしています。

ログリーは、インターネット広告市場の変化に対応するため、cookieを使わない広告技術の強化や、AIを活用した広告効果の向上を図っています。また、営業体制の見直しを通じて顧客との関係を強化し、新たな広告主やメディアの獲得を進めています。これにより、広告プラットフォームの価値を高め、安定した収益の確保を目指しています。

ログリーは、インターネット上のプライバシー保護への対応も重視しています。cookieの使用制限に対して新しい技術を開発し、利用者のプライバシーに配慮した広告配信を実現するための取り組みを続けています。また、専門性の高い人材の確保と育成を進め、AIやビッグデータを活用できる体制を整えています。