HANATOUR JAPAN (6561) 株価

時価総額
¥103.6億
PER
7.2倍
インバウンド旅行手配サービスの有力企業。韓国を中心とした東アジア・東南アジアからの訪日旅行者向けホテル・バス・観光地手配が主力。「Gorilla」システムでFIT向けチケット販売も展開。韓国最大手のHANATOUR SERVICE INC.が54.4%出資。日本全国に展開。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

事業内容

HANATOUR JAPANは、韓国をはじめとするアジア諸国から日本への観光客を対象としたインバウンド旅行手配業を主力事業としている会社です。同社は韓国の大手旅行会社であるHANATOUR SERVICE INC.の子会社として、ホテル・バス・レストラン・観光地などの各種手配業務を一手に担っています。また、独自の旅行販売サイト「Gorilla」を運営し、個人旅行者向けのサービスも提供しています。

同社の主要顧客は韓国からの団体・個人旅行者が中心で、親会社からの送客が収益の柱となっています。さらに近年は東南アジア諸国(インドネシア、ベトナム、シンガポール、タイ)や欧米豪地域からの旅行者獲得にも注力しており、現地エージェントとの新規開拓営業を積極的に展開しています。収益構造は旅行手配業務での手数料収入が基本で、自社サイトでの直販も行っています。

事業セグメントは旅行事業が中心で、韓国からのインバウンド手配、その他アジア諸国からの手配旅行業、ホテル宿泊手配・販売、現地ツアーやチケット販売の4つの事業を展開しています。グループ会社として観光バス運行を手がける友愛観光バス、4つのTマークシティホテルを運営するアレグロクスTMホテルマネジメント、システム開発を担うベトナム子会社も保有し、旅行業に関連するサービスを垂直統合で提供している点が特徴です。

経営方針

HANATOUR JAPANは「旅行プラットフォーム企業」への転換を目指す成長戦略を展開しています。同社は日本の旅行会社のリーディングカンパニーを目指すという長期ビジョンのもと、旅行事業、バス事業、ホテル運営事業の3事業の連携をシステム開発により高度化し、受注機会と収益性の最大化を図る方針です。経営指標としては全社及び各事業の売上高と営業利益の継続的成長を重視し、WACCを上回るROICを維持することで持続的な企業価値向上を目指しています。

同社の重点投資分野は個人旅行者向けサービスの拡充に集中しています。世界的にFIT(個人旅行)比率が増加している状況を受け、自社運営ポータルサイト「Gorilla」でのホテルや観光施設のチケット販売等、商品アイテムの拡充を進めています。また海外の旅行エージェント向けFIT旅行の企画・販売支援のための新システム開発にも着手しており、多様化するFIT需要の確実な取り込みを狙っています。同時に、競争力ある価格とオリジナリティのある旅行商品の企画・発信により差別化を図る戦略です。

新市場開拓では、現在取扱旅行客の40%超を占める韓国への依存度を分散させるため、ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシアなどの東南アジア諸国や欧米からの訪日外国人旅行客の取り込みを加速させています。2019年3月にインドネシアに開設した駐在員事務所をグローバル展開の拠点と位置づけ、新規マーケットでのインバウンド獲得に向けた各種施策を展開中です。これにより国際情勢に係る事業リスクの分散も図っています。

技術革新への取り組みでは、生成AI技術の活用を含む積極的なシステム投資を検討しています。顧客の利便性向上に向けたサイト構築と、今後拡大が見込まれるFIT需要獲得のためのDX技術活用が主要な施策となっています。また、バス事業では稼働率の平準化を図り、ホテル運営事業ではオンライントラベルエージェントとの提携強化により高い客室稼働率を実現し、グループ全体でのワンストップサービス提供体制を構築する方針です。

AIチャット