ホシザキJP:6465

時価総額
¥7076.4億
PER
21.1倍
フードサービス機器の研究開発、製造、販売、保守サービスを手がけ、製氷機構やステンレス鋼板の加工技術を有する。

沿革

1947-02名古屋市瑞穂区桃園町17番地に会社設立(資本金180千円)。
1948-04本社を名古屋市中区宮出町31番地に移転。
1952-10名古屋市昭和区天神町3丁目15番地に御器所工場を開設。
1956-01現在の本社所在地に豊明工場(現 本社工場)を開設。
1957-10ジュース自動販売機の販売を開始。
1963-11本社を現在地である愛知県豊明市栄町南館3番の16へ移転。
1965-01製氷機の販売を開始。
1966-12東京都港区にホシザキ東京株式会社(現 連結子会社)を設立。
1968-07坂本商事株式会社(2005年12月当社吸収合併)を設立し、営業部門を委譲。
1969-01名古屋市中村区にホシザキ東海株式会社(現 連結子会社)を設立。
1969-03大阪市天王寺区(現本社 大阪市中央区)にホシザキ京阪株式会社(現 連結子会社)を設立。
1970-01島根県大原郡木次町(現 雲南市木次町)に島根工場(調理機器工場)を開設。
1970-02生ビールディスペンサの販売を開始。
1972-02冷蔵庫の販売を開始。
1974-04島根県大原郡木次町(現 雲南市木次町)に島根第2工場(プレハブ冷蔵庫工場)を開設。
1976-02東京都文京区にホシザキ関東株式会社(現 連結子会社)を設立。
1976-12香川県高松市にホシザキ四国株式会社(現 連結子会社)を、島根県松江市(現本社 広島市中区)にホシザキ中国株式会社(現 連結子会社)を設立。
1977-12横浜市西区(現本社 横浜市南区)にホシザキ湘南株式会社(現 連結子会社)を、石川県金沢市にホシザキ北信越株式会社(現 連結子会社)を設立。
1978-03大阪市北区(現本社 大阪市淀川区)にホシザキ阪神株式会社(現 連結子会社)を設立。
1978-12札幌市中央区(現本社 札幌市白石区)にホシザキ北海道株式会社(現 連結子会社)を設立。
1980-05プレハブ冷蔵庫の仕入販売を開始。
1981-03本社工場内に中央研究所を設立。
1981-12米国 カリフォルニア州(現本社 ジョージア州)に現地法人 HOSHIZAKI AMERICA,INC.(現 連結子会社)を設立。
1982-02プレハブ冷蔵庫の製造販売を開始。
1982-12埼玉県大宮市(現 さいたま市北区)にホシザキ北関東株式会社(現 連結子会社)を設立。
1983-12鹿児島県鹿児島市にホシザキ南九株式会社(現 連結子会社)を設立。
1986-09島根県大原郡木次町(現 雲南市木次町)に島根本社工場(製氷機工場・食器洗浄機工場)を開設。
1986-10HOSHIZAKI AMERICA,INC.が、米国 ジョージア州に本社工場を開設。
1987-02愛知県豊明市にホシザキ家電株式会社(2005年12月当社吸収合併)を設立。
1988-12沖縄県那覇市にホシザキ沖縄株式会社(現 連結子会社)を設立。
1989-12ホシザキ電機株式会社に社名変更。
1992-09オランダ アムステルダム市に現地法人 Hoshizaki Europe B.V.(現 連結子会社)を設立。
1994-01イギリス シュロプシャー州に現地法人 HOSHIZAKI EUROPE LIMITED(現 連結子会社)を設立。
1994-08島根県大原郡木次町(現 雲南市木次町)に島根第3工場(ビール機器工場)を開設。
1996-09シンガポールに駐在員事務所を開設。
1996-12ホシザキ冷器株式会社を吸収合併し、横田工場(現 島根横田工場)とする。
1998-06中華人民共和国 北京市に駐在員事務所を開設。(2009年6月閉鎖)
1999-10シンガポールの駐在員事務所を廃止し、現地法人 HOSHIZAKI SINGAPORE PTE LTD(現 連結子会社)を設立。
2001-01HOSHIZAKI AMERICA,INC.が、米国 ジョージア州にグリフィン工場(冷蔵庫工場)を開設。
2003-11オランダ アムステルダム市に Hoshizaki Europe Holdings B.V.(現 連結子会社)を設立。
2004-08中華人民共和国 上海市に星崎冷熱機械(上海)有限公司(現 連結子会社)を設立。
2005-05大阪市東成区に株式会社厨房ステーション(2007年12月清算結了)を設立。
2005-12坂本商事株式会社とホシザキ家電株式会社を吸収合併。
2006-01中華人民共和国 江蘇省蘇州市に星崎電機(蘇州)有限公司(現 連結子会社)を設立。
2006-02飲料ディスペンサメーカーである LANCER CORPORATION(米国テキサス州)(現 連結子会社)を買収し、完全子会社化。
2006-07株式会社ネスター(愛知県大府市)(現 連結子会社)を株式交換により完全子会社化。
2006-12サンセイ電機株式会社(島根県雲南市木次町)(現 連結子会社)を買収し、完全子会社化。
2007-12株式会社厨房ステーション(大阪市東成区)を清算結了。
2008-09冷蔵庫メーカーである GRAM COMMERCIAL A/S(デンマーク ヴォイエンス市)を買収し、完全子会社化。(2020年4月Hoshizaki Europe B.V.吸収合併)
2008-12東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場。
2010-08台湾 台北市に台湾星崎国際股份有限公司(現 連結子会社)を設立(現 台湾星崎股份有限公司)。
2010-11中華人民共和国 香港に星崎香港有限公司(現 連結子会社)を設立。
2012-03中華人民共和国 上海市に星崎(中国)投資有限公司(現 連結子会社)を設立。
2013-01冷蔵庫等メーカーである Western Refrigeration Private Limited(インド マハーラーシュトラ州(現 ダードラ及びナガル・ハヴェーリー連邦直轄地))(現 連結子会社)を買収し、子会社化。
2013-07インドネシア ジャカルタ市に PT. HOSHIZAKI INDONESIA(現 連結子会社)を設立。
2014-02タイ パトムタニ県(現本社 バンコク都)にHOSHIZAKI(THAILAND)LIMITED(現 連結子会社)を設立。
2015-02冷蔵庫メーカーである浙江愛雪制冷電器有限公司(中華人民共和国 浙江省徳清県)(2018年6月持分譲渡)の持分を取得し、子会社化。
2015-06マレーシア セランゴール州のHOSHIZAKI MALAYSIA SDN.BHD.(現 連結子会社)を通じ、フードサービス機器販売会社 POLAR SEAL(M)SDN. BHD.の事業を取得。
2015-12ホシザキ株式会社に社名変更。
2016-07ベトナム ホーチミン市に HOSHIZAKI VIETNAM CORPORATION(現 連結子会社)を設立。
2016-10フィリピン マニラ市に HOSHIZAKI PHILIPPINES CORPORATION(現 連結子会社)を設立。
2017-09冷蔵庫メーカーである浙江愛雪制冷電器有限公司(中華人民共和国 浙江省徳清県)(2018年6月持分譲渡)の持分を取得し、子会社化。
2018-06冷蔵庫メーカーである浙江愛雪制冷電器有限公司(中華人民共和国 浙江省徳清県)(2018年6月持分譲渡)の持分を取得し、子会社化。
2019-12フードサービス機器メーカーである Oztiryakiler Madeni Esya Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketi(トルコ イスタンブール市)(現 持分法適用関連会社)の持分を取得し、関連会社化。
2020-04米国子会社であるLANCER CORPORATIONの販売子会社として、中華人民共和国 上海市に嵐瑟(上海)飲料機械設備有限責任公司(現 連結子会社)を設立。
2020-07オランダの販売子会社であるHoshizaki Europe B.V. がデンマークの製造子会社であるGRAM COMMERCIAL A/Sを吸収合併。
2022-07業務用製氷機メーカーであるBrema Group S.p.A.(イタリアミラノ県)(現 連結子会社)を買収し、子会社化。
2022-10食品充填機メーカーである株式会社ナオミ(大阪府箕面市)(現 連結子会社)を買収し、完全子会社化。
2022-12厨房設計・施工事業の北京東邦御厨科技有限公司(中国北京市)(現 連結子会社)を買収し、子会社化。
2023-01会社分割し、東京都品川区にホシザキ販売株式会社(現 連結子会社)を設立。
2023-07シンガポールに HOSHIZAKI SOUTHEAST ASIA HOLDINGS PTE. LTD.(現 連結子会社)を設立。
2023-09メキシコに HOSHIZAKI DE MEXICO, S. DE R.L. DE C.V.(現 連結子会社)を設立。

事業内容

ホシザキは、フードサービス機器の研究開発、製造、販売、および保守サービスを主な事業内容としています。同社グループは、ホシザキ本社、57の子会社(うち54社が連結子会社)、および1つの関連会社から構成されています。日本国内では、ホシザキ本社と株式会社ネスターが製品の研究開発を担当し、島根工場や株式会社ネスター、サンセイ電機株式会社が製造を行っています。また、ホシザキ東京株式会社をはじめとする14の地域別販売会社が販売および保守サービスを提供しています。

海外では、米州ではHOSHIZAKI AMERICA, INC.やLANCER CORPORATIONが、欧州・アジアではHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDやWestern Refrigeration Private Limitedがそれぞれ研究開発および製造を行っています。販売および保守サービスについては、米州では地域別の直系販売会社が、欧州・アジアではHoshizaki Europe B.V.やHOSHIZAKI SINGAPORE PTE LTDが担当しています。

ホシザキは、製氷機構の加工技術やステンレス鋼板の溶接技術など、高度な加工技術を有しており、多品種少量生産に対応するための大型生産設備を含むシステム化された生産設備を導入しています。これにより、製品品質の安定化や生産リードタイムの短縮を図っています。また、販売および保守サービス活動から得られる情報を製品開発に活用する体制を確立しており、最終顧客の多様なニーズに応える製品開発を行っています。

経営方針

ホシザキは、フードサービス業界における多様化する「食」に対するニーズに応えるため、独自の技術に基づくオリジナル製品の創造と、より快適で効率的な食環境の提案を通じて、社会に貢献することを目指しています。同社は、遵法精神を重んじ、社会と社員から信頼される企業づくり、透明性のある経営、事業活動と環境との調和、働きやすい職場環境の実現に努めています。

中長期的な経営戦略として、ホシザキは持続可能な事業モデルへの変革を推進し、将来の事業成長を加速させる基盤を構築しています。具体的には、新たな市場や未開拓市場での先手を取り、世界No.1を目指すとともに、「食」に関わる社会の課題解決に貢献することを掲げています。これを実現するために、多様化する顧客ニーズや社会から要請される課題解決に積極的に取り組み、グローバルな事業基盤と安定的な収益基盤の構築を目指しています。

日本国内では、既存の飲食市場を深掘りすると同時に、飲食外市場への開拓を強化しています。海外においては、既存市場の成長を最大化しつつ、新興市場への進出と事業拡大を図っています。2022年度を初年度とする5年間の経営ビジョンにおいては、経済価値と社会・環境価値の継続的な向上を目指し、売上高4,500億円、売上高営業利益率14%以上を目標に掲げています。

ホシザキは、気候変動対策、持続可能なサプライチェーンマネジメント、新たな顧客価値の創造、安全・安心な食環境づくり、社員の働きがいの向上、経営基盤の強化など、様々な課題に取り組みながら、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。