ガリレイJP:6420

時価総額
¥1606.4億
PER
12倍
冷凍冷蔵庫や医療・理化学製品、冷凍冷蔵ショーケース、大型食品加工機械、冷蔵パネル設備の製造販売とサービスメンテナンス。

事業内容

ガリレイは、冷凍冷蔵庫の製造販売を中心に事業を展開しています。具体的には、家庭用および業務用の冷凍冷蔵庫を提供し、食品の保存や流通における重要な役割を果たしています。また、医療・理化学製品の製造販売も行っており、医療機関や研究施設向けに高品質な製品を提供しています。

さらに、ガリレイは冷凍冷蔵ショーケースの製造販売も手がけています。これにより、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでの食品の展示と保存をサポートしています。大型食品加工機械の製造販売も行っており、食品業界における効率的な生産を支援しています。

ガリレイは、大型・小型冷蔵パネル設備の製造販売も行っています。これにより、さまざまな規模の施設において、冷蔵・冷凍環境を提供しています。さらに、サービスメンテナンスも重要な事業の一環としており、製品の長期的な使用をサポートしています。

ガリレイグループは、19社の連結子会社と1社の非連結子会社で構成されています。これらの子会社は、アジアを中心に広がっており、香港、シンガポール、台湾、上海、マレーシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、インドネシア、フィリピンなどに拠点を持っています。これにより、グローバルな市場での事業展開を実現しています。

経営方針

ガリレイは、環境・安全・安心をテーマに掲げ、生活者の「幸せ」に寄与することを基本使命としています。具体的には、食生活の品質向上を目指し、お客様と協働しておいしさや安心、健康、利便性を追求しています。今後も、生活者やお客様、社員、株主に「幸せ」を提供することを目指しています。

同社は、利益重視の観点から連結売上高営業利益率10.0%を目標に掲げています。売上拡大を図りつつ、付加価値の高い製品の開発・販売とコスト力の強化を進めています。2023年度の連結売上高営業利益率は12.7%を達成しました。

ガリレイは、エネルギーコストや原材料価格の高騰などの不透明な経営環境に対応するため、社員の人間性や技術力の向上を図り、信頼関係を構築しています。「食といのちの未来を拓く挑戦者」として、社会に貢献する「幸せ創造企業」を目指しています。

同社は、フードサービス販売において、インバウンド需要の回復を背景に、飲食店やホテル向けに新たな厨房機器を提案しています。また、医療・理化学製品販売では、環境に配慮した製品開発を進め、再生医療の産業化に貢献しています。

冷凍冷蔵ショーケース販売では、全国カバー率の向上を目指し、新工場の建設を計画しています。省エネ性と環境負荷の低い製品開発を進め、店舗の電気使用量削減に貢献しています。大型食品加工機械販売では、冷凍技術の提案を強化しています。

エンジニアリング事業では、食品工場や物流現場の課題に対し、設計から施工、メンテナンスまで一貫して対応しています。サービス・工事事業では、AIを活用したスマート診断の精度向上を図り、冷媒ガス漏れ保証を推進しています。

海外事業では、2030年までの中期経営計画「GALILEI Global Vision 2030」を策定し、重点国でショールームを展開しています。多様な人材が活躍できる職場環境を整備し、次世代のコールドチェーンを支える人材育成に努めています。

取引先との連携を強化し、持続可能なサプライチェーンの実現を目指しています。環境先進企業として、グリーン冷媒への転換や省エネ技術の導入を進め、CO2排出量削減に貢献しています。コンプライアンスを徹底し、信頼回復に努めています。