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トリニティ工業JP:6382
沿革
1948年4月 |
大阪府大阪市に大阪出張所を開設(1961年6月支店に昇格) |
1959年4月 |
愛知県名古屋市に名古屋出張所を開設 |
1963年4月 |
東京証券取引所市場第二部に株式上場 神奈川県横浜市に技術センターを開設 |
1977年9月 |
トヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車株式会社)が当社に資本参加し、その後同社の関連会社 となる |
1980年4月 |
マトコ工業株式会社及び同和工業株式会社の2社を吸収合併 本社を愛知県名古屋市に移転 愛知県田原市に田原出張所(現 田原営業所)を開設 |
1980年7月 |
会社名をトリニティ工業株式会社と改称(トリニティ工業株式会社 創立) 技術センターを東京支店に名称変更 大阪支店を大阪府豊中市に移転 |
1983年4月 |
本社を愛知県豊田市柿本町に移転 |
1983年9月 |
愛知県豊田市下市場町で自動車部品の製造を開始 |
1986年7月 |
愛知県豊田市桂野町に本社工場を建設し、本社の設備製造部門及び下市場町の自動車部品製造部門を 移転 |
1992年8月 |
マレーシアに子会社「T&T Venture Sdn. Bhd.」を設立 |
1993年3月 |
福岡県鞍手郡(現 宮若市)に九州営業所を開設 |
1994年8月 |
タイに子会社「Thai Trinity Co., Ltd.」を設立 |
1996年9月 |
インドネシアに子会社「PT. Trinity Engineering Indonesia」を設立 |
1998年4月 |
インドに子会社「Trinity Coating Systems Ltd.」を設立 |
1999年7月 |
ISO 9001認証取得 |
1999年10月 |
館林工場、小田原工場及び岐阜工場を本社工場に集約 |
2000年8月 |
本店所在地を東京都千代田区から神奈川県横浜市に変更 |
2000年10月 |
ISO 14001認証取得(本社工場) |
2005年1月 |
中国に子会社「得立鼎塗装設備(上海)有限公司」を設立 |
2006年7月 |
本社工場の名称を豊田工場に改称 |
2007年5月 |
愛知県西加茂郡三好町(現みよし市)に三好工場を建設し、自動車外装部品の製造を開始 |
2008年1月 |
本店所在地を横浜市鶴見区から横浜市港北区に変更 |
2008年2月 |
トヨタ自動車株式会社殿より「新カートリッジシステム」が技術開発賞を受賞 |
2008年10月 |
ISO 14001認証取得(三好工場) |
2010年8月 |
本店所在地を横浜市港北区から本社(愛知県豊田市柿本町)に変更 |
2011年12月 |
加飾工法「Tri-D³eco」による自動車部品の生産開始 |
2012年10月 |
宮城県仙台市に東北営業所を開設 |
2018年1月 |
台湾の関連会社「台湾得立鼎股份有限公司」を子会社化 |
2019年11月 |
豊田市長より「豊田市はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰」イキイキ大賞を受賞 |
2020年2月 |
トヨタ自動車株式会社殿より「高塗着塗装工法」の開発において技術開発賞を受賞 |
2022年3月 |
トヨタ自動車株式会社殿より「溶接工程 循環式除塵装置」の開発において技術開発賞を受賞 |
2023年3月 |
公益財団法人 大河内記念会より第69回(令和4年度)大河内賞「大河内記念生産特賞」を受賞 |
事業内容
トリニティ工業は、トヨタ自動車株式会社をはじめとする関係会社と共に、設備及び自動車部品の製造、販売を行う企業集団の一員です。同社グループは、主に二つの事業セグメントに分かれています。
一つ目のセグメントは、設備部門です。この部門では、自動車製造に必要な様々な設備の製造を手掛けています。具体的には、前処理装置、電着塗装装置、塗装ブース、空調装置、乾燥炉、熱処理炉といった製品群があります。また、塗装機や塗装システムなど、塗装に関連する設備も提供しています。
二つ目のセグメントは、自動車部品部門です。こちらでは、自動車の内装や外装に使用される部品の製造を行っています。センタークラスターパネル、コンソールパネル、ドアスイッチベース、ステアリングホイール、ロッカーモールなど、様々な自動車部品を製造しており、これらは自動車の機能性やデザイン性を高める重要な役割を果たしています。
トリニティ工業グループは、これらの事業を通じて、自動車産業の発展に貢献しています。設備部門と自動車部品部門の両方で、高品質な製品の提供を目指し、自動車製造の効率化と品質向上に貢献しているのが同社の特徴です。
経営方針
トリニティ工業は、自動車産業の発展に貢献するため、設備及び自動車部品の製造、販売を行っています。同社は、「信頼と創造」を社是とし、世界規模での経営基盤強化、個人の創造力とチームワークの強みを活かした企業風土の構築、地域社会への貢献、先進的な研究開発、クリーンで公正な企業活動を通じた社会貢献を経営方針として掲げています。
中期経営計画(2022-2025)では、技術革新、既存領域の体質強化、新市場の積極開拓と新顧客の創造を重点領域としています。特に、持続可能な地球環境の実現に向けた革新的な技術開発、自社工場のカーボンニュートラルへの取り組み、デジタル技術を活用した生産性向上と持続的成長の推進に力を入れています。また、安全最優先文化の構築、健康経営、人材育成、多様性の促進、地域社会への貢献など、企業の基盤強化にも注力しています。
トリニティ工業は、これらの取り組みを通じて、社会・地球に必要とされる企業を目指し、企業価値の向上に努めています。同社グループは、設備部門と自動車部品部門の両方で高品質な製品の提供を目指し、自動車製造の効率化と品質向上に貢献していることが特徴です。