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AIRMANJP:6364
事業内容
AIRMANは、建設機械および産業機械の製造と販売を主な事業としています。具体的には、エンジンコンプレッサ、エンジン発電機、高所作業車などの建設機械を提供しています。これらの製品は、AIRMAN自身や関連会社によって製造・販売されています。
建設機械事業では、子会社のイーエヌシステム株式会社、株式会社ファンドリー、AIRMAN USA CORPORATION、関連会社の上海復盛埃爾曼機電有限公司が製造・販売を行っています。また、子会社の株式会社エーエスシー、HOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.、AIRMAN ASIA SDN.BHD.が販売を担当しています。
産業機械事業では、モータコンプレッサや非常用発電機を主力製品としています。これらはAIRMANと子会社の株式会社ファンドリーが製造・販売し、株式会社エーエスシーが販売を行っています。これにより、AIRMANは多様なニーズに応える製品ラインを展開しています。
経営方針
AIRMANは、経営理念に基づき、社会貢献と企業価値の向上を目指しています。顧客第一主義を掲げ、国際的な視点で経営革新と技術開発に注力しています。社員全員が行動指針に従い、品質と環境方針を重視しながら、広範な顧客ニーズに応える企業活動を展開しています。
中期経営計画「中期ビジョン2024」では、北米市場での代理店との協力体制強化や円安効果により、売上高と経常利益の成長を実現しました。国内ではモータコンプレッサの市場シェアを15%に拡大しましたが、主要製品の市場縮小が懸念されています。
新たな「中期ビジョン2027」では、北米市場での取引拡大や生産能力増強を図り、オセアニアやアジア市場での存在感を高めることを目指しています。国内では産業機械向けの展開を強化し、顧客管理とメンテナンス需要に対応することで収益力を向上させます。
財務戦略としては、資本コストを9%と想定し、2028年3月期のROE目標を12%以上に設定しています。キャッシュ・アロケーション方針では、適正な現預金水準を維持しつつ、事業ポートフォリオの再構築と成長に向けた投資を行い、株主還元を目指します。
AIRMANは、国内外の経済環境の変化に対応し、コアテクノロジーを基盤に持続的な企業価値の向上を図ります。国内外の市場での成長を目指し、製品展開を強化し、長期的なビジョン達成に向けた取り組みを進めています。