フリージア・マクロスJP:6343

時価総額
¥73.5億
PER
9.2倍
製造供給事業ではプラスチック押出機やATM筐体、住宅関連事業ではログハウスや高級スウェーデン住宅、投資・流通サービス事業では投資・再生支援やパソコン周辺機器を手がける。

事業内容

フリージア・マクロスは、3つの主要な事業セグメントを持っています。まず、「製造供給事業」では、プラスチック押出機や土木試験機、ATM筐体、各種容器類、プリント基板、地中掘削用ドリルやマシンなどを製造・供給しています。これらの製品は、フリージア・オート技研や秋田電子、光栄工業、ユタカフードパック、石油鑿井機製作、セキサクなどの関連会社が関与しています。

次に、「住宅関連事業」では、ログハウスや高級スウェーデン住宅、マンション、家具類の製造・販売を行っています。フリージアハウスがこれらの住宅の企画から施工、販売までを一貫して担当し、Stensele Sag i Storuman ABが一部の材料を供給しています。また、ピコイが防蟻や防水などの住宅関連工事を手掛けています。

最後に、「投資・流通サービス事業」では、投資・再生支援事業やパソコン周辺機器、部品、ソフトの仕入れ・販売を行っています。フリージアトレーディングがこれらの業務を担当し、フリージア・マクロス自体も投資・再生支援を行っています。これらの事業を通じて、同社は多角的なビジネスを展開しています。

経営方針

フリージア・マクロスは、独自の成長戦略として「配給」の理念を掲げています。この理念は、製造工程を垂直統合し、顧客参加型の製造供給体制を構築することで、高品質かつ低価格な製品を提供することを目指しています。これにより、全工程の効率化を図り、生産性を向上させることが可能です。

同社は、製造供給事業、住宅関連事業、投資・流通サービス事業の3つの主要セグメントを展開しています。これらの事業は、M&Aを通じてグループ化した企業と連携し、多岐にわたる製品とサービスを提供しています。これにより、業界特有の景気変動リスクを分散し、企業価値の向上を図っています。

フリージア・マクロスは、厳しい経営環境の中でも、事業の多角化と拡大を進めています。特に、変動費の低減や固定費の縮減を通じたコストダウン、新規分野の開拓に注力しています。これにより、経営体質の強化と高収益体制の確立を目指しています。

同社は、グループの拡大強化、財務体質の強化、流動性の確保を優先課題としています。中小企業への経営支援や資金援助を通じてグループの力を強化し、財務基盤の健全化を図ります。また、不測の資金需要に備え、流動性を確保するための施策を実行しています。