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シンニッタンJP:6319
沿革
1948-11 | 資本金4百万円をもって神奈川県川崎市に東日本鍛工株式会社を設立、同時に旧日本鍛工株式会社川崎製造所を継承し鍛造品製造業を開始 |
1951-06 | 筆頭株主として日産自動車株式会社が資本参加 |
1953-01 | 社名を新日本鍛工株式会社に変更 |
1962-08 | 東京証券取引所市場第二部に上場、建設用機材製造業を開始 |
1968-04 | 愛知県新城市に鍛造品製造及び販売を目的に中部鍛工株式会社を設立(現連結子会社) |
1970-03 | 愛知県新城市に建設用機材製造及び販売を目的に中部工機株式会社を設立 |
1976-11 | 工業再配置促進法により川崎市より撤退し、本社及び鍛造事業部を茨城県高萩市へ、建機事業部を埼玉県浦和市(現さいたま市)へ移転 |
1977-11 | 建機事業部を浦和市(現さいたま市)より茨城県結城市へ移転 |
1982-07 | 東京都中央区に保険代理業を目的にニッタン商事株式会社を設立 |
1983-08 | 神奈川県相模原市にリース機材センターを建設 |
1984-10 | 茨城県結城市の建機事業部建設機材製造部門をニッタン機材株式会社として独立 |
1985-08 | 茨城県水海道市(現常総市)に鍛工品の機械加工を目的につくば工機株式会社を設立(連結子会社 2023年3月吸収合併により解散) |
1990-02 | 社名を株式会社シンニッタン(英訳名:SNT CORPORATION)に変更 |
1992-08 | 神奈川県川崎市にビル管理業を目的に株式会社エスエヌティビル(連結子会社 2020年10月吸収合併により解散)を設立 |
1992-09 | 茨城県下妻市にリース機材センターを建設 神奈川県川崎市に賃貸ビル(現川崎第1ビル)を建築 |
1996-06 | タイ国ラヨン県に鍛造品製造及び販売を目的に合弁会社サイアム・メタル・テクノロジー社を設立(現連結子会社) |
1996-09 | 茨城県結城市に物流機器製造及び販売を目的にニッタン物流株式会社を設立 |
2002-03 | ニッタン商事株式会社の社名を株式会社ジェイ・エム・ティ(連結子会社 2019年10月吸収合併により解散)に変更 |
2003-09 | 東京証券取引所市場第一部に指定変更 |
2004-04 | 連結子会社ニッタン物流株式会社は、2004年4月1日を合併期日として連結子会社中部工機株式会社及び連結子会社ニッタン機材株式会社を吸収合併し、商号を株式会社エヌケーケー(現連結子会社)に変更 |
2004-05 | 中国上海市に物流機器製造及び販売を目的に上海日鍛金属有限公司を設立(2018年1月同社清算により中国から撤退) |
2012-05 | 連結子会社サイアム・メタル・テクノロジー社(タイ現地法人)鍛造工場増設ならびに金型工場新設 |
2017-01 | 茨城県下妻市のリース機材センターを同県つくば市に移転 日立金属株式会社(現株式会社プロテリアル)より鍛工品製造及び販売を目的とする株式会社セイタン(本社:新潟県南魚沼市、現連結子会社)の株式を譲受 |
2019-10 | 株式会社シンニッタンが、完全子会社である株式会社ジェイ・エム・ティを吸収合併 |
2020-10 | 株式会社シンニッタンが、完全子会社である株式会社エスエヌティビルを吸収合併 |
2022-04 | 東京証券取引所の新市場区分において、スタンダード市場に移行 |
2023-03 | 株式会社シンニッタンが、完全子会社であるつくば工機株式会社を吸収合併 |
2023-08 | 茨城県つくば市のリース機材センターを閉鎖し、神奈川県相模原市の同センターに統合 |
事業内容
シンニッタン及びそのグループ会社は、自動車や建設機械部品の鍛造品、建設・土木工事用の建設用機材や物流機器の製造販売、そしてビル賃貸業務を主な事業としています。これらの事業は、鍛造事業、建機事業、物流事業、不動産事業の4つのセグメントに分類されます。
鍛造事業では、シンニッタンは自動車・建設機械部品の鍛造品の製造・販売および鍛工品の機械加工を手掛けています。このセグメントには、中部鍛工株式会社、株式会社セイタン、サイアム・メタル・テクノロジー社が含まれ、それぞれが鍛造品の製造・販売及び加工を行っています。
建機事業では、シンニッタンが建設・土木工事用の建設用機材の販売及びリースを提供しており、子会社の株式会社エヌケーケーがこれらの機材の製造を担当しています。
物流事業においても、シンニッタンは物流機器の販売を行い、株式会社エヌケーケーが製造・販売をサポートしています。
不動産事業では、シンニッタンがビル賃貸・管理業務を行っており、さらに遊休地を活用した太陽光発電による売電も手がけています。
これらの事業活動を通じて、シンニッタングループは多岐にわたる産業に対して製品とサービスを提供しており、それぞれのセグメントが相互に連携しながら事業を展開しています。
経営方針
シンニッタン及びそのグループ会社は、経営理念「常にあふれる情熱をもって、新しい価値を創造することにより、社会に貢献する」を軸に、鍛造業を主要事業として展開しています。同社は、自動車や建設機械部品の鍛造品、建設・土木工事用の建設用機材や物流機器の製造販売、ビル賃貸業務を含む幅広い事業を通じて、社会インフラの支えとなる製品とサービスを提供しています。
中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)では、環境変化への機敏な対応と挑戦を重視し、自動車市場のEV化、グローバル化の進展、技術開発のスピード化に対応することを目指しています。また、カーボンニュートラルへの貢献、国土強靭化、省力化・省人化が不可避な工場や物流分野への貢献、アジアの均衡ある発展への貢献を注力分野としています。
同社グループは、グループ間のシナジー創出に重点を置き、機動力と柔軟性に長けた企業体であり続けること、環境との共生、グループ総合力の最大限の発揮、スピードと効率の追求を経営方針として掲げています。これらの方針に基づき、財務面ではM&Aや資本・業務提携、共同研究・協働を積極的に検討し、資本効率の向上を目指しています。
中期計画では、これからの時代に新しい価値を創造し、経営理念を実現するための「第一ステップ期間」と位置付け、環境との共生、社会インフラ整備への貢献、人口減少下における省人化ニーズや物流インフラ向上への貢献をテーマに掲げています。生産工程におけるカーボンニュートラルへの取り組みや、再生可能エネルギー分野への関与を通じて、環境問題にも対応していく方針です。