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丸山製作所【JP:6316】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
丸山製作所は、農業・林業向けの防除機や刈払機を中心に、工業用機械や消防機械の製造・販売を主力とし、不動産賃貸や太陽光による売電事業も手がけている企業です。同社は製品の企画から製造、販売まで一貫して行う体制を持っています。
同社は全国農業協同組合連合会やクボタ、特約店を通じて国内外に製品を販売しており、販売チャネルが収益の中心になっています。国内外の子会社が製造や現地販売、OEM供給を担うことで製品販売が主な収益源となり、賃貸や売電などの事業も補完的な収入を生んでいます。
事業は農林業用機械、工業用機械、その他機械(消防機械等)、不動産賃貸・その他の四つのセグメントで構成しています。製造は同社と国内外の子会社で分担し、物流や海外営業、情報システム支援といった機能をグループ内で分担して事業を運営しています。
経営方針
同社は2022年10月から2027年9月までの第8次中期経営計画に基づき、成長事業の創出を通じて企業価値を高めることを目指しています。具体的には2027年9月期に連結売上高480億円、営業利益28億円、自己資本利益率(ROE)7.5%以上を目標に掲げ、利益率の向上や新規事業の確立、海外市場の成長といった課題に取り組んでいます。これらの数値目標を達成するために、単年度の施策と中期計画を連動させて収益力の強化を進めています。
同社は創業以来の消火器技術に加え、高圧ポンプや2サイクルエンジンの三つのコア技術を差別化の基盤とし、製品開発投資や設備投資を重点的に行っています。品質面では新製品や新規部品の検証体制を整備し、サプライヤーと連携して品質向上を図るとともに、資本コストを意識した投資判断で製品ラインナップの充実や競争力ある製品の投入を進めています。さらに在庫管理方法の見直しやデジタル化により在庫削減とキャッシュフロー改善を目指しています。
同社は海外市場の拡大と新市場開拓を具体的な成長ドライバーと位置づけています。インドでは現地調達・現地生産の強化と大型防除機の自社工場建設に着手し、約2年程度での操業開始を予定しています。タイやベトナムでも現地生産や部品製造拠点を整備しコスト競争力を高める一方、米国カリフォルニアでは大型機の製品化を終え販売に注力、コロンビアの子会社を通じて中南米での展開も進めています。国内では工業用機械やウルトラファインバブル製品の拡販に向け、全国25か所の営業所に専門担当者を配置して販売ルートの拡大を図っています。
同社は技術革新を経営の中核に据え、2025年10月に技術本部を新設し、千葉工場内にR&Dセンターを整備するなど研究開発体制を強化しています。スマート農業向け製品やウルトラファインバブル技術など将来市場を見据えた開発を進めるとともに、ITや人工知能(AI)を活用した業務プロセスの見直しや基幹システムの次世代化を通じて開発スピードの向上と在庫管理のデジタル化を推進し、持続的な成長と財務基盤の強化を目指しています。