靜甲JP:6286

時価総額
¥46.4億
PER
12.8倍
産業機械の製造販売、冷間鍛造製品の製造販売、電機機器の販売と設置工事、車両及び関連商品の販売修理、不動産賃貸を展開。

沿革

1939-05静岡県清水市(現・静岡市清水区)において、清水精機株式会社を設立し、航空機部品の製造を開始
1940-06現在地に本社を移転
1946-10社名を静甲いすゞ自動車販売株式会社に改称し、いすゞ自動車株式会社の自動車の販売を開始
1947-12社名を静甲いすゞ自動車株式会社に改称
1949-10株式会社日本ダンロップのタイヤの販売を開始
1951-02株式会社鈴与機械製作所を吸収合併し、液体自動充填機の製造販売を開始
1952-05久保田鉄工株式会社と静岡県下特約店契約を締結
三菱電機株式会社と静岡県中部並びに岳南地区の特約代理店契約を締結
1954-03静岡自動車株式会社(1947年9月設立 現・連結子会社)を子会社化
1961-01静菱電業株式会社(1954年12月大洋冷機株式会社として設立、1960年11月に社名を静菱電業株式会社に改称)を子会社化
1965-09日本機械製造株式会社(1964年9月設立、1976年4月に社名を株式会社包装技研に改称)を子会社化
1968-06静岡スバル自動車株式会社(1959年3月設立 現・連結子会社)を子会社化
1968-12静岡県三島市に三島工場を新設し自動包装機製造の専門工場として稼働を開始
1969-07三菱電機株式会社の家庭電気品の販売業務を中部三菱電機商品販売株式会社に譲渡
1970-10冷間鍛造設備を清水工場に設置し生産を開始
1982-05山梨県下のいすゞ車の販売業務を山梨いすゞ自動車株式会社に譲渡
1983-07静岡県下のいすゞ車の販売業務を静岡いすゞ自動車株式会社に譲渡
1983-08社名を靜甲株式会社に改称
1988-05静岡県庵原郡富士川町(現・富士市)に富士川工場を新設し、冷間鍛造部門を移転
1989-01日本機械商事株式会社(本社:東京都千代田区 現・連結子会社)を設立
1989-04日本機械商事株式会社(本社:静岡県清水市(現・静岡市清水区))を吸収合併
1990-10株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録
1995-11静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が株式を日本証券業協会に店頭登録
1999-06株式会社包装技研(子会社)及び静菱電業株式会社(子会社)を吸収合併
2001-10静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が会社分割により静岡ブイオート株式会社(現・連結子会社)を設立
2002-03上下水道事業を廃止
2004-03車両整備関連事業及びJR関連事業を廃止
2004-12日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
2008-08株式会社エコノス・ジャパン(1994年5月設立 現・連結子会社)を子会社化
2010-04ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
2010-08株式交換により静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)を完全子会社化
2013-07東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2017-05日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)を子会社化
2018-01静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が株式会社PUREST(現・連結子会社)を設立
2019-07日本機械商事株式会社(本社:東京都千代田区)を存続会社、日本機械商事株式会社(本社:大阪府大阪市中央区)を消滅会社として吸収合併
2020-07株式会社共和テック(2001年12月設立 現・連結子会社)を完全子会社化
2020-10有限会社清水久米タイヤサービス(1995年4月設立)を完全子会社化
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
2023-02静岡スバル自動車株式会社(現・連結子会社)が株式会社Cool the Earth(現・連結子会社)を設立
2024-01有限会社清水久米タイヤサービス(子会社)を吸収合併
2024-06日本機械商事株式会社がインドネシアにジャカルタ駐在員事務所を開設(当社グループ初の海外拠点)

事業内容

靜甲は、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業であり、その主な事業内容は産業機械の製造販売、冷間鍛造製品の製造販売、電機機器の販売、請負工事、車両関係の販売修理、不動産賃貸などに及びます。

産業機械事業では、包装機械を自社で製造し、主に子会社の日本機械商事株式会社を通じて販売しています。また、子会社の株式会社エコノス・ジャパンは殺菌装置や食品加工機械の製造販売を手掛け、株式会社共和テックは靜甲から提供される一部電機機器を用いて産業機械やFA生産システムの製造販売を行っています。

冷間鍛造事業においては、靜甲自身が冷間鍛造製品を製造し、販売しています。電機機器事業では、静岡県内を中心にFA機器、空調機器、冷凍機器等の販売及び空調設備設置工事を展開しています。

車両関係事業では、靜甲及びその子会社である静岡スバル自動車株式会社、静岡ブイオート株式会社、株式会社PUREST、株式会社Cool the Earthが静岡県内を中心に車両及び関連商品の販売を行っています。

不動産等賃貸事業では、靜甲が子会社を含む他社に対して不動産を賃貸するほか、子会社の静岡自動車株式会社が静岡県内で駐車場経営や貸自動車業を営んでいます。これらの事業を通じて、靜甲は幅広い分野で事業を展開し、多様なニーズに応えています。

経営方針

靜甲は、産業機械、冷間鍛造製品の製造販売、電機機器の販売、車両関係の各種商品の販売など、多岐にわたる事業を展開しています。同社は、経営理念に基づき、公平かつ公正な事業活動を通じて社会に貢献し、働きがいのある職場環境を目指しています。また、技術力と営業力の向上を重視し、顧客満足を追求する姿勢で事業を推進しています。

中期的な経営戦略として、同社は各事業領域で特定の施策を推進しています。産業機械事業では、機械の標準化、IT化、3Dデータの活用による生産効率の向上、予防保全に基づく品質重視の取り組み、新製品・新技術の開発を進めています。冷間鍛造事業では、生産効率の向上、作業環境の改善、高付加価値製品の開発に注力しています。電機機器事業では、営業力と技術力の強化、提案営業の推進、取扱いメーカーの拡大を目指しています。車両関係事業では、顧客への価値提供、企画力の向上、生活を豊かにする商品・サービスの提案に取り組んでいます。

これらの戦略は、顧客ニーズの多様化と高度化に対応し、技術力と営業力の向上を図ることで、健全かつ持続的な経営を目指す靜甲の方針に沿ったものです。同社は、経営環境の変化に柔軟に対応しながら、各事業領域での成長を目指しています。