瑞光 (6279) 株価

時価総額
¥257.2億
PER
18.5倍
生理用ナプキン・紙おむつ製造機械の有力企業。衛生用品業界向けの専用製造設備を主力事業に展開。使用済み紙おむつリサイクル装置、自動排泄処理装置等の環境・医療関連機器も製造。アジア・欧州・北米・中南米の全世界に販売網を構築。

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事業内容

瑞光は生理用ナプキンや紙おむつの製造機械を手がける産業用機械メーカーです。同社は衛生用品の生産ラインを一貫して設計・製造し、世界各地の顧客に提供しています。機械の販売だけでなく、設置後のメンテナンスやアフターサービスも含めた総合的なソリューションを展開しています。

同社の主要顧客は、生理用ナプキンや紙おむつを製造する衛生用品メーカーです。収益は機械本体の売上が中心となりますが、納入後の保守サービスや部品供給による継続的な収入も重要な柱となっています。販売エリアは国内に加え、中国、東南アジア、北米、欧州、中南米など世界各地に展開し、現地法人を通じて地域密着型のサービスを提供しています。

同社は主力の製造機械事業に加え、医療関連分野にも事業を拡大しています。子会社の瑞光メディカルでは手術用被覆材や熱傷保護材の製造を行い、コロナ禍ではマスクの製造販売も手がけました。さらに環境配慮の観点から使用済み紙おむつのリサイクル装置の開発・販売や、高齢化社会に対応した自動排泄処理装置の製造など、新たな成長分野への取り組みも進めています。

経営方針

瑞光は第4次中期経営計画において、2028年2月期までに売上高300億円、営業利益率8.0%以上の達成を目指した野心的な成長戦略を掲げています。同社は『SPEED&CHALLENGE』をテーマに事業構造の変革に取り組み、主力の衛生用品製造機械事業の販売台数が伸び悩む中でも持続的な成長を実現する方針です。特に注目すべきは新規事業売上高80億円という目標で、これは現在の事業ポートフォリオを大幅に拡充する計画を示しています。

同社の重点投資分野は、従来の機械本体販売から付加価値の高いサービス領域への転換です。改造・部品業務の強化やターンキーソリューションの提供により、収益の安定化と差別化を図っています。さらにユニチカから譲り受けたスパンレース不織布事業を足がかりに材料分野への展開を開始し、防護服、自動排泄処理装置、使用済み紙おむつリサイクル機械などの新規事業開発も並行して進めています。これらの取り組みにより、機械販売の変動に左右されにくい安定した収益構造の構築を目指しています。

新市場開拓においては、営業部内にブルーオーシャン推進グループを設置し、アジア、アフリカ、中南米地域の新興国市場への積極的な進出を推進しています。これらの地域では所得増加に伴う衛生用品需要の拡大が期待されており、同社にとって重要な成長機会となっています。一方で、競合企業の技術力向上により競争環境が厳しさを増す中、同社はグループ内生産拠点の連携強化やモジュール設計の推進によるコスト競争力の向上に注力しています。

技術革新への取り組みでは、長年培った衛生用品製造装置分野の技術と新たな素材を融合し、複合資材の開発を進めています。同社は素材から最終製品まで一貫した提案力の強化を図り、顧客により高い付加価値を提供する戦略です。また研究開発投資に加え、M&Aも積極的に活用して事業領域の拡大を図り、第2・第3の収益の柱の確立を急いでいます。財務面では成長投資資金確保のため有利子負債の活用も辞さない姿勢を示しており、連結配当性向35%前後を維持しながら株主還元と成長投資のバランスを取る方針です。

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