瑞光JP:6279

時価総額
¥290.6億
PER
生理用ナプキン、紙おむつ製造機械、マスク加工機の製造販売、医科向け手術用被覆材の製造、高度な研究開発と技術支援を手がける。

沿革

1963年4月

瑞光鉄工株式会社設立。(大阪市東淀川区小松南通)

1969年8月

本社工場を大阪市東淀川区瑞光2丁目に移転。

1972年9月

新ターンナップおむつ製造機械を開発。

1972年10月

パルプ粉砕機械を開発。

1973年1月

インドネシアよりナプキン製造機械1台を受注。輸出第1号機。

1973年7月

高速ナプキン製造機械を開発。

1978年4月

第二工場を大阪市東淀川区瑞光2丁目に設置。

1980年1月

エラスチックおむつ製造機械を開発。

1980年12月

アメリカ・タンパックス社よりナプキン製造機械6台を受注。

1984年8月

第三工場を大阪市東淀川区瑞光3丁目に設置。

1984年10月

大人用パンツ型紙おむつ製造機械を開発。

1986年6月

本社工場を大阪府摂津市南別府町に移転。(旧本社工場、第二工場及び第三工場を閉鎖)

株式会社瑞光と商号変更。

1989年10月

大阪証券取引所市場第二部(特別指定銘柄)に株式上場。

1994年12月

鳥飼中工場を大阪府摂津市鳥飼中2丁目に設置。

1996年1月

大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定。(現 東京証券取引所スタンダード市場)

2003年3月

海外子会社瑞光(上海)電気設備有限公司を中華人民共和国上海市嘉定区に設立。

2006年9月

子会社株式会社瑞光メディカル設立。(大阪府摂津市鳥飼上4丁目)

2008年6月

鶴野工場を大阪府摂津市鶴野3丁目に設置。

2009年3月

海外子会社ZUIKO INC.をアメリカ合衆国イリノイ州に設立。(現在は同国ジョージア州に移転)

2012年10月

海外子会社ZUIKO INDUSTRIA DE MAQUINAS LTDA.をブラジル連邦共和国サンパウロ州に設立。

2013年9月

海外子会社ZUIKO ASIA(THAILAND)CO.,LTD.をタイ王国バンコク都に設立。(2015年7月にZUIKO MACHINERY(THAILAND)CO.,LTD.に社名を変更)

2015年8月

海外子会社PT.ZUIKO MACHINERY INDONESIAをインドネシア共和国西ジャワ州に設立。

2017年7月

海外子会社瑞光(上海)電気設備有限公司が北工場を中華人民共和国上海市嘉定区に設置。

2019年1月

海外子会社ZUIKO INDIA PRIVATE LIMITEDをインド共和国カルナタカ州に設立。

2019年2月

海外子会社ZUIKO EUROPE GMBHをドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市に設立。

2021年6月

子会社株式会社ZUIKO INNOVATION CENTERを大阪府摂津市南別府町に設立。(現在は大阪府茨木市彩都はなだ2丁目に移転)

2021年11月

本社工場を大阪府茨木市彩都はなだ2丁目に移転。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

2023年5月

東京証券取引所プライム市場へ市場変更

事業内容

瑞光は、生理用ナプキン製造機械、紙おむつ製造機械、マスク加工機などの一般産業用機械・装置の製造販売を主軸に展開する企業集団です。同社グループは、瑞光を含む10社で構成され、国内外で幅広い事業を手がけています。

瑞光自体は、上記の機械装置や部品の製造販売及びサービスを国内外で提供し、グループ全体の企画及び管理も担っています。また、瑞光メディカルは、医科向けの手術用被覆・保護材や熱傷被覆・保護材、マスクの製造販売を国内で行っており、ZUIKO INNOVATION CENTERは、衛生用品や医療機器の製造機械、産業廃棄物リサイクル設備の研究開発と技術支援を国内で提供しています。

海外では、瑞光(上海)電気設備有限公司が中国・東アジア地域で、ZUIKO INDUSTRIA DE MAQUINAS LTDA.がブラジル・中南米地域で、ZUIKO INC.が北米地域で、ZUIKO MACHINERY(THAILAND) CO.,LTD.が東南アジア(タイ)で、PT.ZUIKO MACHINERY INDONESIAが東南アジア(インドネシア)で、ZUIKO INDIA PRIVATE LIMITEDが南アジア(インド)で、ZUIKO EUROPE GMBHが欧州で、それぞれ機械及び部品の販売とサービスを展開しています。

これらの事業を通じて、瑞光グループは世界各地で衛生用品や医療機器の製造に必要な機械装置の提供を行い、広範なニーズに応えています。

経営方針

瑞光は、ものづくりのグローバルメーカーとして、『Make the Impossible Possible』をコーポレートメッセージに掲げ、ヘルスケア産業の発展と人々の健康・福祉に貢献することをミッションとしています。同社は、紙おむつ・生理用ナプキン製造機械の専門メーカーとして、時代の変化に迅速に対応し、新しい価値を創造することに注力しています。そのために、独創性と技術力を駆使してお客様の期待を超える提案を続け、社員の成長を促し企業価値の向上を目指しています。

第2次中期経営計画では、技術開発に一層注力し、持続的な企業価値向上を図ってきました。売上高、営業利益率、ROEを客観的な指標として設定し、これらの指標を用いて事業成長性や事業活動の効率性、株主資本に対する収益性を計測しています。

第3次中期経営計画では、売上高35,000百万円、営業利益率10%、ROE7%を目標としています。この計画の下、同社は衛生用品製造機械事業の収益性向上、社会課題の解決に貢献する新規事業への挑戦、持続的な企業価値向上に向けた基盤強化を重点施策として掲げています。具体的には、海外市場のさらなる開拓、製品の高付加価値化、コスト競争力の向上、メディカル事業やリサイクル事業への参入、サステナビリティへの取り組み、経営体制の強化、DXによる業務変革など、幅広い分野での取り組みを進めています。

これらの施策を通じて、瑞光は持続的な成長と高い収益性を実現し、企業価値の向上に努めています。