タツモ (6266) 株価

時価総額
¥396.9億
PER
15.7倍
半導体製造装置の有力企業。半導体・液晶向けの塗布装置、現像装置、搬送装置など製造プロセス機器が主力。精密金型・樹脂成形品、プリント基板製造装置も展開。ベトナムに子会社設立で海外展開強化。国内外の半導体メーカーや液晶デバイスメーカーに販売。

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事業内容

タツモは、半導体や液晶ディスプレイの製造に欠かせない産業用機器を開発・製造する装置メーカーです。同社の主力事業は、半導体製造プロセスで使用される塗布装置や現像装置、液晶パネル向けのカラーフィルター製造装置などの精密機器を手がけています。これらの装置は、スマートフォンやパソコンの画面、自動車の電子部品など、現代社会に不可欠な電子機器の製造に使用されています。

同社の主要な顧客は、国内外の半導体メーカーや液晶デバイスメーカー、研究機関となっています。製品は受注生産方式で製造しており、顧客の仕様に合わせてカスタマイズした装置を納入する事業モデルです。売上後も継続的なメンテナンスサービスを提供することで、安定した収益基盤を確保しています。

同社の事業は3つのセグメントに分かれており、中核となるプロセス機器事業では半導体装置部門、搬送装置部門、洗浄装置部門、コーター部門を展開しています。加えて、電子機器向けコネクターなどの樹脂成形品を製造する金型・樹脂成形事業、プリント基板製造用のメッキ処理装置を手がける表面処理用機器事業も運営しており、電子機器製造の幅広い工程をサポートしています。

経営方針

タツモは半導体製造装置メーカーとして、2026年12月期に売上高355億円、経常利益35億円の達成を目指しています。同社は「TAZMO Vision 2025」として中期経営計画を推進してきましたが、2025年12月期は売上高354億円、経常利益50億円を記録し、利益面では計画を上回る実績を残しました。今後も継続的な売上と利益の拡大を通じて企業価値向上を図る方針です。

重点投資分野では、子会社であるファシリティとクォークテクノロジーとの連携を強化し、シナジー効果による成長を追求しています。ファシリティのプリント基板製造装置技術とクォークテクノロジーの紫外線照射装置技術を活用し、半導体製造装置の共同開発を進めることで独自性のある装置を開発し、性能・コスト・サービスの3つの軸で差別化を図っています。

経営環境の変化に対応するため、同社はベトナムなど海外子会社の生産体制を積極活用してコスト競争力を高めています。半導体業界特有の好不況の激しい波に対応するため、設計見直しや生産管理の徹底により短納期を実現し、経営環境の変化に強い企業体質への転換を目指しています。また、AI用半導体需要の増加を受け、アドバンスドパッケージ用装置の開発にも注力しています。

技術革新への取り組みでは、従来の顧客要望に応える受動的な開発から脱却し、顧客ニーズを先取りして提案する開発型企業への転換を進めています。研究開発投資を強化し、高品質で付加価値の高い製品開発を通じて安定した業績基盤を構築する戦略です。同社は配当性向20%の実現を目標に掲げ、株主還元と成長投資のバランスを図りながら持続的な成長を追求しています。

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