日阪製作所JP:6247

時価総額
¥423.8億
PER
14.4倍
プレート式熱交換器やブレージングプレート式熱交換器、レトルト調理殺菌装置、無菌米飯製造プラント、サニタリーバルブ、医療用滅菌装置、ボールバルブなどの製造販売及びエンジニアリング事業。

事業内容

日阪製作所は、複数の事業セグメントを持ち、多岐にわたる製品とサービスを提供しています。主な事業セグメントには、熱交換器事業、プロセスエンジニアリング事業、バルブ事業があります。

熱交換器事業では、プレート式熱交換器やブレージングプレート式熱交換器を製造・販売しています。これらは化学、造船、食品、空調、発電設備などで使用され、特に大規模な冷却システムや集合住宅用給湯器に適しています。

プロセスエンジニアリング事業は、食品機器、医薬機器、染色仕上機器の3つの分野に分かれています。食品機器では、レトルト調理殺菌装置や無菌米飯製造プラントなどを提供し、医薬機器では医療用滅菌装置やバイオハザード用滅菌装置を扱っています。

染色仕上機器分野では、高温高圧液流染色機や超低浴比気流式染色加工機などを提供し、効率的な染色プロセスをサポートしています。これにより、繊維産業における生産性向上に貢献しています。

バルブ事業では、ボールバルブやダイヤフラムバルブを製造しています。これらのバルブは、標準型から高温高圧用、超低温用まで多様な用途に対応しており、産業界での幅広いニーズに応えています。

経営方針

日阪製作所は、2042年度の創業100周年に向けた長期ビジョンを掲げています。このビジョンでは、流体の熱と圧力の制御技術を活用し、エネルギー・水・食の分野で顧客と共に持続可能な未来を支える企業を目指しています。具体的な目標として、連結売上高1,000億円、連結営業利益120億円を掲げています。

同社は、SDGsを取り入れたCSR-SDGsビジョンを策定し、社会課題の解決に貢献することを目指しています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化し、企業価値の向上を図っています。これらのビジョンを達成するため、3年ごとに中期経営計画を策定し、現在は「G-23」に基づいて重要課題への対応を進めています。

「G-23」では、地政学リスクやエネルギー価格の高騰といった不安定な経済環境の中で、成長を続けるための戦略を展開しています。CO2削減やエネルギーシフトなどの環境対策を推進し、サステナブル社会の実現に貢献する技術や製品の開発を進めています。また、社員の活力を高めるための生産性向上策も重要視しています。

同社は、事業ポートフォリオの見直しや海外市場への展開、新規事業・新製品の開発を通じて、売上拡大と利益率の向上を目指しています。特に、プロセスエンジニアリング事業では、省エネ・省人化に寄与する製品の開発を進め、売上高200億円超を計画しています。これにより、持続的な成長と企業価値の向上を図ります。

日阪製作所は、資本効率の向上を目指し、政策保有株式の縮減や株主還元の強化を進めています。2026年3月期には、配当金の増配や自己株式の取得を予定しており、総還元性向を高める方針です。これにより、株主に対する利益還元を重視し、企業価値の向上を図ります。