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AppBankJP:6177
沿革
2012-01 | 神奈川県鎌倉市にAppBank株式会社を設立 |
2012-02 | 株式会社ゼペットの全株式を取得し、AppBank Games株式会社に社名変更 |
2012-07 | 本社を東京都新宿区に移転 |
2013-06 | 「AppBank Store」Eコマース(インターネット通販)サイトオープン |
2013-08 | 「AppBank Store新宿」オープン |
2013-10 | 東京都新宿区にAppBank Store株式会社を新設分割により設立 |
2014-08 | 東京都新宿区にスタジオむらい株式会社を新設分割により設立 |
2014-09 | 本社移転(東京都新宿区内) |
2015-02 | 東京都新宿区にapprime株式会社を新設分割により設立 |
2015-05 | apprime株式会社にAppBank Games株式会社を吸収合併 |
2015-10 | 東京証券取引所マザーズに上場 |
2016-01 | スタジオむらい株式会社を吸収合併 |
2017-10 | 本社移転(東京都新宿区内) |
2018-02 | 株式会社apprimeを吸収合併 |
2020-03 | 株式会社AppBank Store全株式を譲渡 |
2020-05 | 本社移転(東京都千代田区) 東京都千代田区にテーマ株式会社を設立(現連結子会社) 3bitter株式会社全株式を取得(現連結子会社) |
2021-01 | 株式会社GT-Agency全株式を取得 |
2021-04 | 株式会社GT-Agencyを吸収合併 |
2021-07 | 原宿竹下通り内にIPコラボレーション拠点「原宿friend」オープン |
2021-09 | 原宿竹下通り内に和カフェ「原宿竹下通り友竹庵」オープン |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行 |
2022-05 | 本社移転(東京都新宿区) |
2023-04 | テーマ株式会社を吸収合併 |
2024-01 | 3bitter株式会社全株式を譲渡 |
事業内容
AppBankグループは、AppBankとその連結子会社2社で構成され、『You are my friend!』の経営理念のもと、ユーザーや顧客との関係を重視して事業を展開しています。このグループは、新しい物事を知り、体験することから得た感動をコンテンツ化し、インターネットを通じて発信するコンテンツ発信企業です。その事業は「メディア事業」「ストア事業」「DXソリューション事業」の3つのセグメントに分かれています。
メディア事業では、ゲームやアプリ、ガジェットなどの情報を提供する総合情報サイト「AppBank.net」や、スマートフォンアプリ、YouTubeの「マックスむらいチャンネル」などの動画チャンネルを運営しています。このセグメントは、BtoB事業、広告プラットフォーム事業、アプリ事業、動画サービス事業の4つの分野に分かれており、それぞれが独自のコンテンツやサービスを提供しています。
ストア事業では、原宿竹下通りにある自社店舗「原宿竹下通り友竹庵」や「原宿friend」、スマホアプリ「HARAJUKU」を通じて、他社のコンテンツ・IPとのコラボレーションを展開しています。この事業を通じて、限定グッズの販売やオンラインくじなどを提供し、商品販売収益を獲得しています。
DXソリューション事業では、位置情報テクノロジー“BLE Beacon”を用いた物販DXサービス「SWAMP」を提供しており、主にイベントやライブ向けにデジタル物販ソリューションを提供しています。また、ストア事業向けにアプリやデジタルくじなどのシステム開発・サービス提供も行っています。
AppBankグループは、これらの事業を通じて、メディア事業で培った企画力・発信力と自社内でのシステム開発力を強みとし、グループ全体のシナジー効果を促進するビジネスモデルを特徴としています。
経営方針
AppBankグループは、インターネット産業の急速な変化に対応し、ユーザーや顧客との強い関係性を軸に事業を展開しています。同社は、メディア事業、ストア事業、DXソリューション事業の3つのセグメントを通じて、多角的な成長戦略を推進しています。
メディア事業では、総合情報サイト「AppBank.net」やYouTubeチャンネルなどを運営し、ゲーム攻略記事や最新のテクノロジー情報など、多様なコンテンツを提供しています。新たなメディアコンテンツの積極展開とシステム面の強化を通じて、収益拡大を目指しています。
ストア事業では、原宿に位置する自社店舗やアプリを通じて、IPコラボレーションを展開。限定グッズの販売やオンラインくじサービスなどを提供し、商品販売収益の獲得を図っています。新型コロナ感染症対策として、オンラインでのアクセス可能なサービスも拡充しています。
DXソリューション事業では、イベントやライブ向けのデジタル物販ソリューション「SWAMP」を提供。営業体制の強化とシステム面の補強を図り、収益拡大を目指しています。
これらの事業戦略に加え、AppBankグループは「脱マックスむらい」を中期的な目標として掲げ、組織力の向上と新たなビジネスモデルの確立を目指しています。これは、同社の成長と低迷が代表取締役社長CEOである村井智建個人に依存する部分が大きかったため、より持続可能な事業構造の確立を目指すものです。
AppBankグループは、これらの戦略を通じて、売上高と営業利益の両面での成長実現を目指し、中長期での安定的な成長を実現する方針です。