小田原エンジニアリング (6149) 株価

時価総額
¥127.6億
PER
13.3倍
巻線設備及び送風機・住設機器の有力企業。モーター用巻線設備とクロスフローファン等の小型送風機が主力。子会社7社でグループを構成し、25年10月にローヤルテクノをローヤル電機に統合。日本、米国、ドイツ、中国で展開。

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事業内容

小田原エンジニアリングは、巻線設備の開発・製造と住宅関連設備の製造を主力事業とする産業機械メーカーです。同社は家電や自動車、産業機器などに使われるモーター製造用の巻線設備を顧客の要望に合わせて設計・製造し、世界各国に販売しています。また、送風機や照明器具といった住宅関連設備の製造も手がけています。

同社の顧客は家電製品、自動車、産業・医療機器、通信機器などの幅広い分野に及んでいます。巻線設備事業では受注生産による特注品の販売が中心となっており、顧客の製品仕様に応じた設備を個別に開発・製造することで収益を上げています。住設関連事業では、室内空調機器や工作機械の冷却用ファンなど、量産品の製造・販売が収益源となっています。

事業セグメントは巻線機事業と送風機・住設関連事業の2つに分かれています。巻線機事業では本体のほか、長岡工場や米国、ドイツ、中国の海外子会社を通じて世界展開を図っています。送風機・住設関連事業では、ローヤル電機とその香港・深圳子会社が小型送風機や防水照明器具、住宅換気関連製品の製造・販売を担当しています。

経営方針

小田原エンジニアリングは、2024年から2026年の中期経営計画において、主力の巻線機事業における競争力強化を最優先課題として掲げています。同社は電動車市場の拡大を受けて、特に電動車用駆動モーターや発電機向けの巻線システム、ブラシレスモーター用巻線システムの技術開発に注力しており、製品の高速化、品質の均一化、コスト・パフォーマンスの向上を通じて市場シェアの拡大を目指しています。

技術革新と差別化戦略では、同社は「技術と品質でナンバーワン」を目標に、顧客ニーズをより高いレベルで満たす製品開発力の強化に取り組んでいます。巻線機事業では市場環境の変化への対応スピードを重視し、短納期対応や高品質なモーター・コイルの均一化を実現する製品開発を推進しています。また、設備投資、研究開発投資、DX投資、人的資本投資を中心とした投資戦略により、資本収益性を高める方針を示しています。

地域別展開戦略では、グローバル市場の特性に合わせた地域戦略を展開しています。最大市場である中国では販売・サービス体制を強化し、電動車市場の拡大が見込まれる北米では子会社を通じたきめ細やかなアプローチを強化する計画です。巻線機市場のグローバル拡大に伴う価格競争激化に対し、地域ごとの市場特性を活かした戦略的アプローチで競争優位性の確保を図っています。

送風機・住設関連事業においては、工作機械や産業用ロボット、半導体関連向け軸流ファンの需要増加を背景に、耐油・耐水・耐振動性能を強化した差別化製品の開発を進めています。住設関連事業では浴室照明技術の応用展開や、換気技術と送風技術を組み合わせた空気循環・清浄装置の商品開発を通じて新市場開拓を推進し、事業基盤の多様化を図る戦略を採用しています。

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