ウエスコホールディングスJP:6091

時価総額
¥81.5億
PER
12.1倍
純粋持株会社として、総合建設コンサルタント、スポーツ施設・水族館運営、陽画焼付・不動産分譲等の事業を展開。

沿革

1970-09測量設計を主目的として、岡山市奉還町に「西日本測量設計株式会社」を設立
1970-10測量業者登録
1971-07本店を岡山市巌井490番地に移転
1972-04鳥取県鳥取市に鳥取支社を開設
1972-05本店を岡山市巌井364番地の1に移転
1973-10建設コンサルタント登録
1973-11商号を「西日本建設コンサルタント株式会社」に変更
1974-01広島市に広島営業所(現広島支社)を開設
1974-02島根県松江市に松江営業所(現島根支社)を開設
1974-08兵庫県豊岡市に豊岡営業所(現豊岡事務所)を開設
1976-03鳥取県米子市に米子営業所(現米子支店)を開設
1978-04本店を岡山市北区島田本町2丁目5番35号(現在地)に移転
1979-12地質調査業者登録
1981-03兵庫県姫路市に姫路営業所(現姫路事務所)を開設
1982-06島根県浜田市に浜田営業所(現浜田支店)を開設
1984-04神戸市に神戸事務所(現神戸支店)を開設
1984-12補償コンサルタント登録
1986-08大阪市に大阪支社(現関西支社)を開設
1987-06株式会社エヌ・シー・ピーを株式取得により子会社とする。
1987-07岡山県に計量証明事業者登録
1988-03香川県高松市に四国事務所(現四国支社)を開設
1989-04商号を「株式会社ウエスコ」に変更
1991-06山口県山口市に山口営業所(現山口支店)を開設
1993-03大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
1994-09東京都中央区に東京事務所(現東京支社)を開設
1997-02株式会社西日本技術コンサルタントを株式取得により子会社とする。
1998-12株式会社ジオ・ブレーン(現 株式会社アイコン)を株式取得により子会社とする。
2002-08株式会社エヌシーピーサプライ(現 株式会社NCPサプライ)を全額出資の子会社として設立し、株式会社エヌ・シー・ピーの複写製本事業の全部を継承する。
2011-11仙台市に東北営業所(現東北支店)を開設
証券取引所の現物市場統合により東京証券取引所市場第二部へ移行
2014-02株式会社ウエスコが単独株式移転の方法により当社を設立し、当社普通株式を東京証券取引所市場第二部に上場(株式会社ウエスコは2014年1月に上場廃止)
2015-03株式会社オーライズを設立
2017-04株式会社アクアメントを設立
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場へ移行

事業内容

ウエスコホールディングスは、純粋持株会社として、総合建設コンサルタント事業、スポーツ施設運営事業、水族館運営事業、その他事業を展開しています。同社グループは、ウエスコホールディングスおよびその完全子会社8社で構成されており、これらの子会社を通じて、幅広いサービスを提供しています。

総合建設コンサルタント事業では、建設コンサルタント、建築設計、補償コンサルタント、環境アセスメント、一般測量、航空測量、地質調査などを手がけており、このセグメントには株式会社ウエスコ、株式会社西日本技術コンサルタント、株式会社アイコン、株式会社オーライズ、株式会社エヌピーが位置付けられています。

スポーツ施設運営事業では、スポーツ施設および関連施設の運営を行っており、このセグメントには株式会社エヌ・シー・ピーが含まれます。

水族館運営事業では、水族館の運営・管理を担当し、株式会社アクアメントがこのセグメントに位置付けられています。

その他事業としては、陽画焼付、図面複写、各種印刷および製本、不動産の分譲、賃貸および関連施設の運営などを行っており、株式会社NCPサプライ、株式会社ウエスコがこのセグメントに含まれます。

ウエスコホールディングスは、これらの多岐にわたる事業を通じて、様々なニーズに応えるサービスを提供しています。

経営方針

ウエスコホールディングスは、持続可能な社会の実現を目指し、総合建設コンサルタント事業、スポーツ施設運営事業、水族館運営事業などを展開する多角的なビジネスを行っています。同社は、地域社会への貢献と企業価値の向上を経営方針の核として掲げており、持株会社制を導入することで、グループ全体の経営戦略の立案と実行の機動性を高めています。

経営戦略においては、主力事業の強化、人材開発、事業領域の拡大を三つの柱としています。特に、総合建設コンサルタント事業では、競合との差別化を図り、高収益ビジネスモデルへの転換を目指しています。技術力の向上と営業戦略の強化を通じて、生産性の向上を図ることが重要な戦略とされています。

また、人材開発に関しては、少子高齢化の影響を受ける中で、新たな人材の確保と既存人材のスキルアップに注力しています。同社は、魅力的な職場環境の構築と多様な人材が活躍できる体制作りを進めています。

事業領域の拡大については、総合建設コンサルタント事業の地理的拡大、スポーツ施設運営事業と水族館運営事業のサービス展開の拡大を図っています。これらの戦略を通じて、ウエスコホールディングスは、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。