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ダイハツインフィニアースJP:6023
事業内容
ダイハツインフィニアースは、内燃機関・産業機器の製造販売事業と不動産賃貸事業を展開しています。内燃機関部門では、船舶用および陸用のディーゼル機関やガスタービンの製造と販売を行っています。これらの製品は、ダイハツインフィニアース姫路株式会社やダイハツインフィニアース東日本株式会社などの関連会社を通じて提供されています。
産業機器関連では、アルミホイールの販売を行っており、これらは主にその他の関係会社に納入されています。また、不動産賃貸関連では、貸事務所業を展開し、ダイハツインフィニアース梅田シティ株式会社と協力して事業を進めています。さらに、売電関連として太陽光発電事業も手がけています。
精密部品関連では、日本ノッズル精機株式会社が精密部品の製造を担当しています。これらの事業を通じて、ダイハツインフィニアースは多角的なビジネス展開を行い、国内外での市場拡大を目指しています。
経営方針
ダイハツインフィニアースは、企業理念として「たくましい創造性とすぐれた技術を磨きあげ、社会を豊かにする価値を提供し、人々との共生を願い、限りなく前進する」ことを掲げています。この理念のもと、顧客満足を追求し、地球環境との調和を図り、変化に迅速に対応する企業体質を築くことを目指しています。
同社は、収益性と資本効率を重視し、売上高営業利益率と自己資本利益率(ROE)を経営指標として設定しています。2028年までに営業利益74億円、ROE8.5%以上を、2031年までに営業利益90億円、ROE9.5%以上を目指しています。これにより、持続的な成長を図ります。
中長期ビジョン『POWER! FOR ALL beyond 2030』を掲げ、2050年までの事業戦略を示しています。次世代燃料への対応を通じて、海運業界のネットゼロエミッションに貢献し、事業規模の拡大を目指しています。特にカーボンニュートラルや気候変動への対応を重視しています。
ダイハツインフィニアースは、環境変化に即した収益体質強化を図っています。調達安定化と内製化を推進し、生産体制を再構築しています。また、AIやIoTを活用し、データ基盤を強化し、サービタイゼーション事業の強化を図っています。
同社は、マネジメント改革を進めています。社名変更を通じて変革の意志を示し、ガバナンス体制の再整備を進めています。次世代リーダーの育成を柱とした人材マネジメント改革にも着手し、持続的な成長を目指しています。