協立エアテックJP:5997

時価総額
¥34.9億
PER
7.1倍
ビル空調、防災関連機器(ダンパー、吹出口、ファスユニット)、住宅向け全館空調システム・24時間換気システムの製造販売。

沿革

1971-02企業体制の整備と事業の発展のため、個人経営から株式会社組織に改め、福岡市八田町8番地に株式会社協立工業所(資本金3,000千円)を設立し、空調設備関連機材及び鉄鋼2次製品の設計・製作を開始。
1973-06協立産業株式会社を設立。
1975-12商号を株式会社協立に変更。
1976-11福岡県糟屋郡篠栗町大字和田1034番地の4(現在地)に本社・工場を全面的に移転。
1978-04東京営業所を開設。
1979-07福岡営業所を開設。
1980-05大阪営業所を開設。
1984-11本社の隣接地に第2工場及び試験研究棟を建設。
1985-10吹出口の製造販売を目的として、本社に隣接する工場を第3工場として取得。
1987-01吹出口の製造を開始。
1989-04本社事務棟を建設。
1990-01商号を協立エアテック株式会社に変更し、同時に会社マークも変更。東京営業所、大阪営業所をそれぞれ支店に昇格。
1990-03ファンコイルユニットの製造を目的とした第4工場を本社隣接地に建設。
1992-01株式の額面金額10,000円を50円に変更するため、協立産業株式会社(形式上の存続会社)と合併。
1992-04研究・開発体制の強化と試験設備の充実を図るため、技術研究所を第4工場敷地内に建設。
1993-01空調ユニットシステムを開発し商品名「FASU」として製造販売を開始。
1993-06日本証券業協会に株式を店頭登録。
1997-09名古屋事務所を開設。
1998-11鹿児島事務所を開設。
1999-05仙台事務所を開設。
2000-01株式会社トーキンが連結子会社となる。
2001-04福岡営業所を九州支店として昇格。
2001-06広島事務所を開設。
2003-0724時間住宅用換気システムを開発し、製造販売を開始。
2004-12日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2005-08常熟快風空調有限公司(中華人民共和国江蘇省常熟市)を設立。
2006-08ISO9001の認証取得。
2008-06丸光産業株式会社が連結子会社となる。
2010-04証券市場の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場。
2010-10証券市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2010-12自己株式の消却により発行済株式総数が6,000,000株となる。
2012-12群馬県伊勢崎市に関東工場を新設。
2013-01連結子会社の株式会社トーキンを吸収合併し、名古屋事務所を名古屋支店として昇格。
2013-07市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013-09販売子会社の株式会社マスクを設立。
2017-02新名古屋工場及び新名古屋支店の用地を弥冨市鮫ケ地に取得・建設し営業を開始。
2018-06香川県高松市に四国営業所を開設。
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
2022-11東京都江戸川区に東京本社を開設。
2023-01株式会社マスクが連結子会社となる。

事業内容

協立エアテック及びそのグループ会社は、ビル空調、防災関連機器、住宅向け全館空調システム、24時間換気システムの製造販売を中心に事業を展開しています。同社は、ダンパー、吹出口、ファスユニットなどのビル空調・防災関連機器、さらには住宅向けの全館空調システムや24時間換気システムの製造販売を主な事業としています。

また、同社の連結子会社である常熟快風空調有限公司(中国)は、吹出口やVAV、ファスユニットの製造販売を行っており、グループ全体で空調・防災関連機器の製造販売及びこれらに付帯する事業を一つのセグメントとして位置づけています。

同社グループは、これらの製品を通じて、ビルや住宅の快適な空調環境の提供を目指しており、空調・防災関連機器の分野での技術力と製品ラインナップの充実を図っています。セグメント別の詳細は省略されていますが、事業の系統図からは、同社グループが提供する製品やサービスの幅広さがうかがえます。

経営方針

協立エアテック及びそのグループ会社は、ビル空調、防災関連機器、住宅向け全館空調システム、24時間換気システムの製造販売を中心に事業を展開しています。同社は、従業員の幸福追求と社会進歩への貢献を経営の基本理念に掲げ、顧客を第一に考えた品質の高い製品作りを通じて、人にやさしい空気調和システムの構築に貢献しています。

経営戦略として、新製品の壁掛け式全熱交換型空気清浄機「えあくるん」や24時間マルチ換気システム「DESiX」の販売促進に力を入れています。また、既存製品の販売体制を充実させ、主力製品であるダンパー、吹出口、空調ユニットシステム、低炭素エコ素材「ル・エコ」、業務用厨房フード「ハイ・フード」の拡販を図り、業績向上を目指しています。

経営環境においては、公共投資の底堅い推移にも関わらず、新型コロナウイルス感染症の影響で民間設備投資が消極的となり、建設労働者の不足や材料費の上昇など厳しい受注環境に直面しています。このような状況下、同社グループは経営の質を充実させ、競争力と収益力の強化を図り、業績向上に努めています。具体的な対策として、グループ経営力の強化、海外事業戦略の拡充、代理店販売店網の拡充、人間とロボットの協働化による生産体制の強化、作業工数削減と経費の低減活動を進めています。

経営上の目標としては、連結営業利益率10%及び連結株主資本利益率(ROE)10%の達成を掲げ、安定的かつ持続的な企業価値の向上を目指しています。