シンポJP:5903

時価総額
¥79.8億
PER
12.1倍
無煙ロースターの製造販売、附帯工事、部材品提供、焼肉店の内装工事と関連商品販売。

沿革

1971-04愛知県名古屋市中区に資本金150万円をもって株式会社エーワイ食機を設立
1973-09販売能力と機構の充実のため愛知県名古屋市千種区に本社を移転
1980-03無煙ロースター(モスマック)の販売を開始
1980-04商号をシンポ株式会社に変更
愛知県春日井市に春日井工場を新設
1985-10業務の拡大と機構の充実のため、名古屋市名東区に本社を移転
1985-11新製品開発のため、技術開発部を新設し、各種ロースターの開発を開始
1986-07埼玉県大宮市(現在さいたま市大宮区)に東京支店を開設
1988-12アメリカ合衆国カリフォルニア州に「シンポアメリカインク」(資本金10万ドル。当社全額出資)を設立。アメリカ各地へ販売を開始すると共に情報収集の拠点とする
1989-09製造能力強化のため、春日井工場を撤退し愛知県西加茂郡三好町(現在愛知県みよし市)へ名古屋工場を移転
1991-05東京都心の販売基盤を強化するため東京都台東区に東京支店を移転
1992-06札幌市豊平区に札幌支店を開設
1992-11大阪市淀川区に大阪支店を開設
1993-06子会社「シンポアメリカインク」を清算
1993-09東北地方の営業拠点として仙台市太白区に仙台営業所を開設
1994-11ショールーム、倉庫付き事務所として大阪市淀川区に大阪支店を移転
1995-02ショールーム付き事務所として東京都千代田区に東京支店を移転
1995-09埼玉県大宮市(現在さいたま市大宮区)に大宮営業所(2001年5月に営業所名をさいたま営業所に変更)を開設
福岡市博多区に福岡営業所を開設
1997-01日本証券業協会に株式を店頭登録
1998-07石川県金沢市に金沢営業所を開設
1999-04大阪府吹田市に大阪支店を移転
2000-09名古屋工場がISO9001の認証を取得
2002-03金沢営業所を閉鎖
2003-06さいたま営業所を閉鎖
2004-01ショールーム付き事務所として札幌市白石区に札幌支店を移転
2004-12日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
2006-01ISO14001の認証を取得
2007-09札幌支店を北海道支社に名称変更
2010-04ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
2011-07北海道支社を札幌支店に名称変更
2013-07東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013-10フードクロス・マネジメント株式会社を設立
2015-06フードクロス・マネジメント株式会社を清算
2018-01SHINPO AMERICA,INC.を設立
2019-02福岡市東区に福岡工場(アミ洗浄)を新設
2019-07さいたま市緑区にさいたま営業所を開設
2019-08横浜市中区に横浜営業所を開設
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
2022-05愛知県みよし市に新名古屋工場を新設
2023-03SHINPO AMERICA,INC.を清算

事業内容

シンポ及びその連結子会社である神府貿易(上海)有限公司は、無煙ロースター関連事業を主軸に展開しています。この事業は、食材を美味しく焼き上げることができ、かつ煙や臭いを抑えることで快適な食事環境を提供するシステム機器の製造販売及びその附帯工事を行っています。無煙ロースターは、ダクト式とノンダクト式の2種類に大別されます。ダクト式は、煙や臭いを吸収し屋外に排気するシステムであり、ノンダクト式は、内蔵ファンで煙や臭いを吸収し、脱臭装置で処理した後、室内に排気するシステムです。

シンポの無煙ロースター関連事業は、主にダクト式無煙ロースター及びノンダクト式無煙ロースターの製造販売、無煙ロースターの部材品(ロストル、焼網、セラミック炭等)、無煙ロースターのトータルシステム設計と据付工事、焼肉店の内装工事、焼肉店関連商品(ロストル、焼網用の洗浄機等)の提供を行っています。これらの製品やサービスは、飲食店などの業務用市場を主なターゲットとしており、特に焼肉店における快適な食事環境の提供に貢献しています。

経営方針

シンポは、無煙ロースター関連事業を中心に展開しており、飲食店向けに快適な食事環境を提供するシステム機器の製造販売及び附帯工事を手掛けています。同社は企業理念として「お客様との幸せの共有」を掲げ、お客様のニーズに応えることで、お客様、社員、株主、取引先の幸せを追求しています。

経営指標としては、売上高営業利益率15%を目標に、売上拡大と付加価値の高い製品開発、サービスの強化を図っています。特に、焼肉業界を主要取引先としており、牛肉価格の高騰や人手不足による人件費上昇などの厳しい経営環境に対応するため、独自の提案力を活かし差別化を図る戦略を推進しています。

中長期的な経営戦略としては、無煙ロースターの技術革新に注力し、ダクト式とノンダクト式の両方を提供することで、焼肉店をはじめとする飲食店における快適な食事環境の実現を目指しています。これにより、お客様と二人三脚で繁盛店を作り上げることを目標に掲げています。

シンポは、製品開発とサービスの質の向上により、業界内での競争力を高め、持続可能な成長を目指しています。同社の成長戦略は、お客様のニーズに応えることを核とし、技術革新と差別化による市場のリードを図ることにあります。