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平河ヒューテックJP:5821
沿革
1948-09 | 平河電線株式会社を東京都品川区東中延一丁目365番に設立して電線の製造及び販売開始 |
1953-02 | 本社及び工場を東京都品川区東中延一丁目365番から大田区大森西四丁目6番28号へ移転 |
1961-06 | 中期5ヵ年計画の初年度計画として、生産の増強を図るため、茨城工場を茨城県猿島郡総和町東牛谷1144番に設置して製造を開始(現在は古河事業所) |
1971-12 | ポリエチレンの弱点である高温による軟化、溶融、変形をカバーするため、照射架橋ポリエチレン絶縁シールド線用の電子線照射架橋装置を茨城工場に設置して製造を開始(現在は古河事業所) |
1972-06 | 電線端末加工部門を独立させ、株式会社ワイヤープロセスを新潟県西蒲原郡西川町旗屋269番に設立(現在は新潟工場) |
1973-01 | 成型部門を独立させ、株式会社ワイヤーモールドを静岡県周智郡森町天宮501番に設立 |
1973-04 | 株式会社ワイヤーコンパウンドを群馬県勢多郡新里村大字山上1375番に設立 |
1980-03 | アジア地域への電源コードの製造販売を目的としてWIRE MOLD (HONG KONG) LTD.を香港に設立(現在は社名を変更し福泰克香港有限公司) |
1981-08 | 台湾の台北縣土城市の北上電機股份有限公司に出資して経営参加(現在は社名を変更し台湾福泰克股份有限公司) |
1988-07 | アメリカ地域への販売を目的としてHIKAM AMERICA,INC.をアメリカのカルフォルニア州サンディエゴ郡チュラビスタ市に設立 |
1988-10 | HIKAM AMERICA INC.の製造会社としてHIKAM ELECTRONICA DE MEXICO,S.A.DE C.V.をメキシコのバハカルフォルニア州メヒカリ市に設立 |
1989-08 | 株式会社新潟電子(現在は子会社)を株式会社ワイヤープロセス(現在は新潟工場)の子会社化 |
1990-10 | 関係会社の整備を目的として株式会社ワイヤープロセス(現在は新潟工場及び桃生工場)及び株式会社ワイヤーモールドを吸収合併し、社名を平河電線株式会社から平河ヒューテック株式会社に変更 |
1991-05 | 本社を東京都大田区大森西四丁目6番28号から東京都品川区南大井六丁目26番2号大森ベルポートB館7階へ移転 |
1992-02 | 北上電機股份有限公司を台湾福泰克股份有限公司に社名変更 |
1993-05 | LTK INDUSTRIES LTD.との合弁会社福泰克-楽庭有限公司を香港に設立 |
1994-03 | HEWTECH SINGAPORE PTE LTD.をシンガポールに設立 |
1994-08 | 本社を東京都品川区南大井六丁目26番2号から東京都品川区南大井三丁目28番10号へ移転 |
1995-11 | 福泰克(連雲港)電線有限公司(現在は福泰克(連雲港)電子有限公司)及びLAN製品の開発と製造を目的に連雲港杰瑞福泰克電子有限公司(現在は福泰克(連雲港)電子有限公司)を中国の江蘇省連雲港に設立 |
1997-10 | 連雲港杰瑞福泰克電子有限公司を連雲港平河電子有限公司(現在は福泰克(連雲港)電子有限公司)に社名変更 |
2001-10 | HIKAM AMERICA INC.の製造会社としてHIKAM TECNOLOGIA DE SINALOA,S.A.DE C.V.をメキシコのシナロア州のグアサベ市に設立 |
2002-04 | 福泰克(呉江)電子有限公司を中国の江蘇省呉江に設立 |
2003-01 | 上海河拓克貿易有限公司を中国の上海市に設立 |
2003-09 | 福泰克(連雲港)電子輻照有限公司を中国の江蘇省連雲港に設立 |
2005-06 | 福泰克(連雲港)電子輻照有限公司を福泰克(連雲港)電線有限公司が吸収合併 |
2005-12 | 福泰克(連雲港)電線有限公司を福泰克(連雲港)電子有限公司に社名変更 |
2006-02 | 上海河拓克貿易有限公司を中国の上海から江蘇省へ移転 |
2006-05 | 東京証券取引所市場第2部上場 |
2006-09 | 連雲港平河電子有限公司を福泰克(連雲港)電子有限公司が吸収合併 |
2007-02 | 上海河拓克貿易有限公司を中国の江蘇省から上海へ移転 |
2007-09 | 東京証券取引所市場第1部上場 |
2011-06 | 福泰克(呉江)電子有限公司を福泰克(連雲港)電子有限公司が吸収合併 |
2011-07 | 四国電線株式会社を子会社化 |
2015-02 | HEWTECH(BANGKOK)CO.,LTD.をタイのバンコクに設立 |
2017-05 | CONNPRO INDUSTRIES INC.を子会社化 |
2019-05 | HEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP.をフィリピン共和国に設立 |
2019-06 | 本社を東京都品川区南大井三丁目28番10号から東京都港区芝四丁目17番5号へ移転(現在地) |
2020-05 | 福泰克(恵州)電子有限公司を中国の恵州市に設立 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第1部からプライム市場に移行 |
2022-09 | 福泰克-楽庭有限公司を福泰克香港有限公司が吸収合併 |
2024-01 | HEWTECH(THAILAND) CO., LTD.をHEWTECH(BANGKOK) CO., LTD.が吸収合併 |
事業内容
平河ヒューテック及びその関連会社は、電気・電子産業を支える多岐にわたる製品とサービスを提供しています。同社グループは、主に「電線・加工品」と「電子・医療部品」の二つの事業セグメントに分かれており、これらのセグメントは同社の事業の中核を成しています。
「電線・加工品」セグメントでは、機器用電線・加工品、ファインケーブル・加工品、電源コード・電源パーツ、ワイヤーハーネスなどが含まれます。これらの製品は、スーパーコンピュータ、サーバ/ストレージ、医療機器、産業機械、半導体検査装置、車載用途など、幅広い分野で使用されています。製造・販売は、国内外の複数の拠点を通じて行われています。
一方、「電子・医療部品」セグメントでは、デバイス機器・電子部品、特殊チューブ・加工品などが主要な製品です。放送用光中継器、スイッチングHUB、PoEスイッチHUB、EV・PHEV用AC普通充電器、医療用特殊チューブや関連する加工品など、情報通信と放送の高速デジタル化や医療分野でのニーズに応える製品を提供しています。これらの製品も、国内外の生産・販売拠点を通じて市場に供給されています。
平河ヒューテックグループは、これらの事業を通じて、電気・電子産業の発展に貢献しており、製品の開発・設計・製造・販売・サービスにおいて、高い技術力と幅広い事業展開を行っています。
経営方針
平河ヒューテック及びその関連会社は、電気・電子産業における多岐にわたる製品とサービスを提供している企業グループです。同社は、特に「電線・加工品」と「電子・医療部品」の二つの事業セグメントを中心に事業を展開しており、これらは同社の中核事業となっています。
同社グループは、持続的な成長と企業価値の向上を目指し、世界水準の製品開発、環境保全への努力、関係者との調和、社会貢献、そして革新への挑戦を基本理念として掲げています。経営戦略としては、IoT、AI、5G、自動車の電装化などの技術進展に伴う市場の拡大に注目し、これらの分野での新製品開発と生産体制の強化に取り組んでいます。これにより、売上と利益の拡大を目指しています。
具体的な成長戦略としては、電線・加工品事業の拡大、電子・医療部品事業の拡大、国内外の生産拠点の最適化、市場ニーズへの迅速な対応、組織・人事面での強化、そしてCSR活動を通じた企業の社会的責任の遂行に力を入れています。これらの戦略を通じて、平河ヒューテックグループは、技術革新の進む電気・電子産業において、持続可能な成長を目指しています。