ヒューマンテクノロジーズJP:5621

時価総額
¥146.3億
PER
43.6倍
クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」の開発・販売を中心に、人事管理システムや給与システムとの連携も進める事業。

沿革

2001-11株式会社エス・エヌ・シー 設立
2003-12株式会社エス・エヌ・シー の子会社として旧ヒューマンテクノロジーズ①を設立し、クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」を提供開始
2007-08株式会社エス・エヌ・シーが、旧ヒューマンテクノロジーズ①を吸収合併し、商号を株式会社ヒューマンテクノロジーズ(旧ヒューマンテクノロジーズ②)に変更
2011-12株式会社H&Tホールディングスを設立
2012-05旧ヒューマンテクノロジーズ②の株式を100%取得
2012-09株式会社H&Tホールディングスが旧ヒューマンテクノロジーズ②を吸収合併し、商号を株式会社ヒューマンテクノロジーズに変更
2015-03社員に関する情報をセキュアな環境で一元管理できる「クラウド人事管理システム」を提供開始
2015-04シンガポールに開発拠点 HUUBAP.PTE.LTD.(現連結子会社 Human Technologies Singapore PTE. LTD.)を設立
2018-06スリランカに開発拠点 Human Technologies Lanka (Pvt) Ltd.(現連結子会社、現休眠会社)を設立
2018-10勤怠データ等を可視化して分析する「KING OF TIMEデータ分析」 提供開始
2020-10KING OF TIME ショールーム開設
2021-11クラウドサービスの卸販売を行うITエージェント株式会社(現連結子会社)を子会社化
2022-08タイに営業拠点 Human Technologies(Thailand) Co., Ltd.(現連結子会社)を設立
2022-09HUUBAP PTE. LTD.について、Human Technologies Singapore PTE. LTD.(現連結子会社)に名称変更
2023-02給与・賞与・年末調整を自動計算する「KING OF TIME 給与」提供開始
2023-12東京証券取引所グロース市場に株式を上場

事業内容

ヒューマンテクノロジーズは、勤怠管理SaaS事業を中心に展開している企業です。同社グループは、クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」の開発・販売を主軸に据え、「オペレーションから解放し、創造的業務への後押し」をミッションとしています。このシステムは、企業の人材管理における「時間」の効率化を図り、人時生産性の向上を目指しています。

「KING OF TIME」は、働き方改革関連法の施行を受け、市場の急拡大に伴い、導入率の向上が見られます。同システムは、中小・中堅企業をコア顧客層としながらも、高度なセキュリティ要件に対応しているため、大手企業への導入も進んでいます。また、人事管理システムや給与システムなどの外部サービスとの連携を積極的に進め、オープンなエコシステムを構築しています。

「KING OF TIME」は、顔認証や静脈認証などの生体認証やICカードなど、多様な打刻方法を提供しており、勤怠管理の多機能化を実現しています。また、残業時間の管理、スケジュール・シフト管理、管理者権限の設定、ワークフローのカスタマイズなど、顧客のニーズに応じた機能を提供しています。さらに、データ活用機能により、給与計算サービスや人事管理サービスへの連携が可能です。

ヒューマンテクノロジーズは、顧客基盤を持つ販売パートナーとの連携により、効率的な顧客獲得を実現しています。約65%の課金ID数が販売パートナー経由であり、直接販売とは異なるアプローチで市場を拡大しています。同社グループは、勤怠管理システムを起点としたHRサービスの潜在市場規模の拡大を見据え、企業のDX化ニーズや働き方改革の推進に対応しています。

経営方針

ヒューマンテクノロジーズは、勤怠管理SaaS事業を中心に展開しており、クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」の開発・販売を主軸に事業を推進しています。同社は「オペレーションから解放し、創造的業務への後押し」をミッションとし、企業の人時生産性向上を目指しています。働き方改革関連法の施行を背景に市場が急拡大する中、「KING OF TIME」の導入率は向上しており、中小・中堅企業だけでなく、大手企業への導入も進んでいます。

同社は、人事管理システムや給与システムなどの外部サービスとの連携を積極的に進め、オープンなエコシステムの構築に努めています。「KING OF TIME」は、多様な打刻方法や勤怠管理の多機能化を実現し、データ活用機能により給与計算サービスや人事管理サービスへの連携が可能です。

販売戦略として、ヒューマンテクノロジーズは販売パートナーとの連携を重視しており、課金ID数の約65%が販売パートナー経由であることから、効率的な顧客獲得を実現しています。同社グループは、勤怠管理システムを起点としたHRサービスの潜在市場規模の拡大を見据え、企業のDX化ニーズや働き方改革の推進に対応していることが特徴です。