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アイデミーJP:5577
沿革
2014-06 | 当社代表取締役 石川 聡彦が東京大学に在学中、東京都中央区にGoods株式会社(現株式会社アイデミー)を設立 |
2016-07 | 本社を東京都渋谷区に移転 |
2017-07 | 商号を株式会社アイデミーに変更 |
2017-09 | 個人領域におけるデジタル人材育成支援プログラム「Aidemy Premium(アイデミー プレミアム)」をリリース |
2017-12 | 無料で学べるAIプログラミング学習サービス「Aidemy Free(アイデミーフリー)」をリリース |
2018-07 | エンタープライズ企業のデジタル変革に向けて必要なデジタル人材の育成支援を行うオンラインDXラーニング「Aidemy Business(アイデミー ビジネス)」をリリース |
2019-03 | 「Aidemy Business」に付随したサービスとして講師派遣型でデジタル人材育成研修を行う「Aidemy Practice(アイデミープラクティス)」をリリース |
2019-12 | 一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)に入会 |
2020-01 | ダイキン工業株式会社と資本業務提携契約を締結。AI人材の育成を強化し、AIを活用したソリューションを創出 |
2020-04 | 株式会社テクノプロと資本業務提携契約を締結。AI人材育成からサービス開発まで共同で実施 |
2020-08 | エンタープライズ企業のデジタル変革をテーマ選定からPoC開発、システム開発、運用まで一気通貫で伴走型支援するサービス「Modeloy(モデロイ)」をリリース |
2021-02 | 本社を東京都千代田区に移転 |
2021-06 | 「Aidemy」シリーズの受講者数が10万人を突破 |
2021-11 | 古河電気工業株式会社と資本業務提携契約を締結。デジタル人材育成から新規事業開発まで共同で実施 |
2022-07 | KDDI株式会社と地域のDX人材育成に関する業務提携契約を締結 |
2022-12 | 個人のデジタルスキルを可視化するアセスメントテスト 「DSAT (Digital Skill Assessment Test)」をリリース |
2023-01 | 日本ゼオン株式会社と資本提携契約を締結。マテリアルズ・インフォマティクス(ビッグデータ、AIなどのデジタル技術の活用により、材料の製造方法を予測するなど、材料開発の効率化を図る取り組み)領域での本格的な協業を開始 |
2023-06 | 「Aidemy」シリーズの受講者数が20万人を突破 |
事業内容
アイデミーは、AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)を中心に、法人向けおよび個人向けの教育サービスを提供している企業です。同社の事業は大きく分けて、AI/DXプロダクト、AI/DXソリューション、AI/DXリスキリングの3つのセグメントに分類されます。
AI/DXプロダクトでは、エンタープライズ企業向けにデジタル人材育成を支援するオンラインDXラーニング「Aidemy Business」や講師派遣型デジタル人材育成研修「Aidemy Practice」を提供しています。これらのサービスは、デジタル技術の内製化やデジタル変革を目指す企業の土台作りを支援することを目的としています。
AI/DXソリューションでは、「Modeloy」というサービスを通じて、エンタープライズ企業のデジタル変革をテーマ選定からシステム開発、運用まで全面的に支援しています。同社は顧客企業と密接に協力し、デジタル技術の内製化を促進することで、顧客企業の競争力向上に貢献しています。
AI/DXリスキリングでは、個人向けにデジタルスキル習得を目指すオンラインリスキリング支援サービス「Aidemy Premium」を提供しています。このサービスは、AI/DX領域に特化し、マンツーマンサポートや講座受け放題の特徴を持ち、初心者からでもデジタルスキルを身につけることができます。
これらのサービスを通じて、アイデミーはデジタル時代に必要なスキルの習得を支援し、次世代の産業創出を加速させることを目指しています。同社は、デジタル人材の育成だけでなく、顧客企業のデジタル変革を伴走型で支援することで、デジタル技術の普及と活用を促進しています。
経営方針
アイデミーは、AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)の分野で、法人向けおよび個人向けの教育サービスを提供している企業です。同社は、「先端技術を、経済実装する。」をミッションに掲げ、AIをはじめとした新たなソフトウエア技術をビジネスの現場にいち早くインストールし、次世代の産業創出を加速させることを目的としています。このミッションを実現するために、4つのバリュー「Client First」「Top Speed」「Scientific Mindset」「One Aidemy」を設定し、これらを行動指針としています。
経営上の目標達成のため、同社は売上高・売上高成長率、売上総利益・売上総利益率、営業利益・営業利益率を重要な経営指標と位置づけ、各経営課題に取り組んでいます。特に、デジタル技術内製化に向けたデジタル人材の育成支援を行う「Aidemy Business」や、顧客企業側で育成されたデジタル人材とアイデミーのプロフェッショナル人材が協働してプロジェクトを進行する「Modeloy」などのサービスを通じて、事業運営上重視する経営指標である長期継続顧客数の増加を目指しています。
同社の特徴として、AI/DX市場の成長性と内製化ニーズの増加に対応し、プロダクトとソリューションを両輪としたビジネスモデルを展開しています。このビジネスモデルは、顧客企業にとって始めやすい価格設定の「Aidemy Business」を導入ハードルの低いプロダクトとして提供し、顧客企業のデジタル人材育成のノウハウが蓄積されることで、顧客企業との強固な信頼関係を構築し、共同のプロジェクトを通じて得られたノウハウやナレッジをプロダクトに還元する好循環を生み出しています。
また、同社はプロダクトアプローチに強みを持つユニークなモデルを持ち、AI/DXプロダクトの売上高比率が約70%(2023年5月期)であることが強みです。これにより、顧客企業からの課題をヒアリングし、特定した課題をオーダーメイドで解決するソリューションを提案する体制を構築しています。
アイデミーは、デジタル時代に必要なスキルの習得を支援し、顧客企業のデジタル変革を伴走型で支援することで、デジタル技術の普及と活用を促進しています。