BTMJP:5247

時価総額
¥16.9億
PER
15.3倍
ITエンジニアリングサービスとDXソリューションサービスを提供し、地方人材の活用にも注力。

沿革

2011-08東京都品川区戸越六丁目にIT関連事業等を事業目的として株式会社ビジネストータルマネージメント設立
2012-08本社を東京都渋谷区渋谷一丁目に移転
2014-05本社を東京都渋谷区道玄坂一丁目に移転
2014-08プライバシーマーク認証取得
2014-10大阪支店(現大阪支社)を開設
2015-04有料職業紹介事業許可取得
2015-06福岡支店(現福岡支社)を開設
2017-09社名を株式会社BTMに変更
2019-01労働者派遣事業許可取得
2019-07佐賀ラボ、京都ラボ、川越ラボを開設
2019-09札幌ラボを開設
2020-07名古屋ラボを開設
2021-07イノベーションハブこもろラボを開設
2021-12本社を東京都渋谷区渋谷二丁目に移転
2022-02長野県小諸市政策アドバイザー(IT集積・DX推進企業)就任
2022-06仙台ラボ開設
2022-12東京証券取引所グロース市場に株式を上場

事業内容

BTMは、「日本の全世代を活性化する」というミッションのもと、ITを駆使して地方の活性化に貢献することを目指しています。同社は、DX推進事業を中心に展開しており、主に「ITエンジニアリングサービス」と「DXソリューションサービス」の2つのサービスを提供しています。ITエンジニアリングサービスは、顧客企業のシステム開発案件に対して、最適な人材を提供するサービスで、売上の約8割を占める主力事業です。このサービスでは、業界や事業規模を問わず、幅広い顧客のニーズに応えています。一方、DXソリューションサービスは、顧客企業のシステム開発案件に対して、成果物の提供を目的としたサービスで、主に自社エンジニアを活用しています。

BTMは、全国に支社やラボを開設し、地方人材の活用にも力を入れています。これにより、地方での勤務が可能であり、新しいトレンドに触れながら働くことができる環境を提供しています。また、同社は、エンジニア情報と案件情報の豊富さを活かし、高いマッチング効率を実現しています。これは、外部協力企業やフリーランスのエンジニアとの強固なネットワークにより支えられており、顧客企業に迅速かつ最適なエンジニアを提供することができる体制を整えています。

BTMの事業は、ITエンジニアリングサービスにおける人材の提供から、DXソリューションサービスにおける成果物の提供まで、幅広いサービスを提供しており、地方の活性化に貢献しています。

経営方針

BTMは、日本全国のDX化を推進し、地方創生に貢献することを目標としています。同社は、ITエンジニアリングサービスとDXソリューションサービスの2つの主要サービスを通じて、この目標を達成しようとしています。特に、ITエンジニアリングサービスでは、幅広い業界の顧客に対して最適な人材を提供し、DXソリューションサービスでは、自社エンジニアを活用した成果物の提供を行っています。

成長戦略として、BTMはエンジニアの確保と育成に重点を置いています。これには、地方にラボを開設し、地方の人材を積極的に採用することが含まれます。また、エンジニアのキャリア形成支援や研修制度の充実を通じて、離職率の低下とエンジニアの質の向上を図っています。

さらに、同社は中枢拠点の増加により、システム開発需要の増加とエンジニア不足に対応しています。これにより、外部協力企業やフリーランスエンジニアとのネットワークを強化し、より多くの地域でDX推進を進めています。

技術力の向上も同社の重要な戦略の一つです。社内外のリソースを活用した勉強会や研修制度の拡充を通じて、エンジニアのスキルアップを促進しています。これにより、魅力的な案件の獲得とエンジニアのモチベーション向上を目指しています。

財務体質の強化も忘れてはいけません。BTMは、優秀な人材の採用や新規拠点の開設に必要な資金を確保するため、自己資金や金融機関からの借入れ、エクイティファイナンスなどを通じて資金調達を行っています。

これらの戦略を通じて、BTMは持続可能な成長と企業価値の増加を目指し、地方創生に貢献しています。