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jig.jpJP:5244
事業内容
jig.jpは、一般消費者向けと自治体・企業向けの2つの主要な事業セグメントを持っています。一般消費者向けには、ライブ配信、ブラウザ、VTuber、飲食店予約代行の4つの事業があります。
ライブ配信事業では、「ふわっち」というサービスを提供しています。これは、誰でも簡単にライブ配信や視聴ができるプラットフォームで、スマートフォンやPCを使って利用できます。視聴者はコメントやアイテムを使って配信を盛り上げることができます。
ブラウザ事業では、「jigブラウザ」というフィーチャーフォン向けのフルブラウザアプリを提供しています。このアプリは、フィーチャーフォンからPCやスマートフォン向けのウェブサイトを閲覧できるようにするものです。
VTuber事業では、モーション・キャプチャー技術を用いたVTuberのキャラクターIP開発や、VTuberを応援するプラットフォーム「SPOTLIGHTS」の運営を行っています。これにより、VTuber関連のエンターテイメントを提供しています。
飲食店予約代行事業では、「Pecotter」というアプリを通じて、飲食店への予約電話代行サービスを提供しています。このサービスは、ユーザーが簡単に飲食店の予約を行えるようにするものです。
自治体・企業向け関連では、こどもパソコン事業とオープンデータプラットフォーム事業があります。こどもパソコン事業では、「IchigoJam」というプログラミング専用のこどもパソコンを提供し、教育機関でのプログラミング教材として活用されています。
オープンデータプラットフォーム事業では、自治体が公開するデータを統一形式に変換し、公開するためのプラットフォームを提供しています。これにより、自治体のデータ公開を支援し、利用料を収益としています。
経営方針
jig.jpは、企業理念として「利用者に最も近いソフトウェアを提供し、より豊かな社会を実現する。」を掲げています。この理念に基づき、同社はライブ配信事業「ふわっち」のユーザー数増加と収益拡大を目指しています。ライブ配信市場は急速に拡大しており、jig.jpはこの成長を活用し、さらなる市場シェアの獲得を狙っています。
同社は、ライブ配信市場の成長要因として、テクノロジーの進展による余暇時間の拡大や、ライブ配信の認知度向上を挙げています。また、コロナ禍を通じて定着した新しいコミュニケーション手段としてのライブ配信の普及や、推し文化との親和性も成長を後押ししています。特に30~50代のユーザー層に焦点を当て、収益拡大を図っています。
jig.jpの成長戦略は、サービスの改善と収益性の向上に重点を置いています。具体的には、ユーザー継続率を高めるためのアイテムや機能の拡充、配信ユーザーの多様化による新たな視聴ユーザー層の拡大を進めています。また、広告宣伝費の効率的な投資や決済手数料の圧縮を通じて、収益性の向上を図っています。
さらに、jig.jpは収益の多角化を目指し、バーチャル配信やデジタルコンテンツ販売といった新たな領域への展開を計画しています。これにより、新しい配信ユーザー層や課金ユーザーの獲得を目指し、収益基盤の強化を図っています。これらの取り組みを通じて、jig.jpは持続的な成長を目指しています。