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不二ラテックスJP:5199
沿革
1949-03 | 株式会社日本ラテックス工業所を葛飾区本田川端町(現在の葛飾区東立石)に設立し、葛飾工場としてコンドームの製造開始。 |
1961-07 | 株式会社日本ラテックス工業所より不二ラテックス株式会社に商号変更。 |
1965-12 | 栃木工場(栃木県栃木市)を設置。 |
1970-12 | ロニーベンディング産業株式会社(現・不二ライフ株式会社)を栃木県栃木市に設立し、医療用具の販売開始(現・連結子会社)。 |
1972-08 | 本社(東京都千代田区)を移転。 |
1974-01 | フジ化工株式会社を吸収合併、真岡工場(栃木県真岡市)を設置し、ゴム手袋の製造を継承。 |
1975-04 | 名古屋営業所を設置。 |
1977-11 | 子宮内避妊器具(I・U・D)の製造開始。 |
1980-01 | 分娩介助管(オバタメトロ)の製造開始。 |
1980-09 | 社団法人日本証券業協会(東京地区協会)の店頭登録銘柄に指定。 |
1980-10 | 不二精器株式会社(現・当社と合併)を東京都千代田区に設立し、ショックアブソーバ(緩衝器)の販売開始。 |
1981-04 | 福岡営業所を設置。 |
1981-05 | 不二精器株式会社は新栃木工場(栃木県栃木市)を設置し、ショックアブソーバの開発、製造開始。 |
1982-11 | 本社新社屋完成。 |
1983-07 | 不二精器株式会社は沼和田工場(栃木県栃木市)を設置し、ロータリーダンパーの開発、製造開始。 |
1992-08 | 日本初のブランドコンドーム(ミチコ・ロンドン)発売。 |
1995-07 | 栃木工場においてISO9002認証取得。 |
1998-01 | 不二精器株式会社ISO9001認証取得。 |
1999-12 | 食品容器発売。 |
2000-09 | 株式会社サークルラバーを吸収合併。真岡工場でゴム風船の印刷加工を開始。 |
2001-04 | 不二精器株式会社は新栃木工場と沼和田工場を併合し、新たに現在地に新栃木工場(栃木県栃木市)を設置。 |
2002-04 | 不二精器株式会社を吸収合併。 |
2003-08 | 栃木工場においてISO9002から9001へ移行。 |
2004-01 | 新栃木工場においてISO14001認証取得。 |
2004-07 | 栃木工場においてISO13485認証取得。 |
2004-09 | 中国で貿易業務を行うFUJI LATEX SHANGHAI CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立。 |
2004-12 | 株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005-04 | 栃木工場においてISO14001認証取得。 |
2005-06 | 新栃木工場増築完成、翌7月操業開始。 |
2005-09 | "震度7"対応の不動王シリーズ(家具転倒防止器具)の販売を開始。 |
2006-10 | 真岡工場(うち医療機器関連)においてISO13485及びISO9001の拡張。 |
2010-04 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。 |
2010-10 | 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
2014-04 | 日本初の新素材IR製コンドーム「SKYN」発売。 |
2016-09 | 緩衝器増産のため新栃木工場を増築。 |
2016-12 | ドイツ代表事務所を設置。 |
2018-11 | 栃木千塚工場完成。 |
2020-07 | 栃木千塚工場(うち医療機器関連)においてISO9001の拡張。 |
2020-10 | 栃木千塚工場(うち医療機器関連)においてISO13485の拡張。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
不二ラテックスは、自社および子会社2社を含む企業集団で構成されており、主にゴム製品と精密機器の製造・販売を手掛けています。同社の事業は、医療機器事業、精密機器事業、SP事業、食品容器事業の4つのセグメントに分かれています。
医療機器事業では、ゴム製の医療機器、特にコンドームの製造・販売を行っています。このセグメントにおいては、不二ライフ㈱が主にコンドームの販売を担当しています。
精密機器事業では、緩衝器を中心とした精密機器の製造・販売を行っており、FUJI LATEX SHANGHAI CO.,LTD.が緩衝器の輸出入及び中国国内での販売を手掛けています。
SP事業では、風船や販売促進用品等の販売を行っており、様々なイベントやプロモーション活動に貢献しています。
食品容器事業では、食品容器等の製造・販売を行っており、食品業界向けの包装ソリューションを提供しています。
これらの事業セグメントを通じて、不二ラテックスは多岐にわたる製品とサービスを提供し、様々な市場ニーズに応えています。
経営方針
不二ラテックスは、健康、創造、志を経営理念とし、世界最高水準の技術を持つ製品を提供することで、社会貢献と企業価値の向上を目指しています。同社は、ゴム製品と精密機器の製造・販売を主軸に事業を展開し、医療機器、精密機器、SP事業、食品容器事業の4つのセグメントを有しています。
中期経営計画では、技術力の強化と新製品の開発に注力し、既存事業の強化と新市場の開拓を柱としています。特に、医療機器事業ではコンドーム製造販売事業の生産工程の見直しや高利益製品群のシェア拡大を目指し、精密機器事業では消費者ニーズの多様化に応える製品開発を推進しています。また、SP事業では風船を用いた対面コミュニケーションのサポートを強化し、食品容器事業では耐熱性・耐油性の改善を通じた食品全般への対応拡大を図っています。
経営指標としては、自己資本当期純利益率(ROE)10.0%以上、自己資本比率30%台の継続的達成を目標に掲げ、企業価値の向上に努めています。さらに、生産性向上と効率性を追求した設備投資、海外市場の開拓、人材の採用と育成、財務体質の強化、経営管理体制の整備と強化、企業文化の醸成に取り組んでいます。
不二ラテックスは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。