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トリプルアイズ【JP:5026】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
トリプルアイズは、AIを核に画像認識を中心としたソリューションとGPUサーバー事業を手がける企業です。同社は独自のAIエンジンを軸に顔認証や店舗分析などのサービスと、高性能サーバーやデータセンターの構築・運用を主力に展開しています。
主要顧客は流通・小売、製造、金融や行政など幅広く、大手企業やエンドユーザーからの直接受注やパッケージ導入、サービスの利用料で収益を得ています。同社は技術者の役務提供や成果物に対する対価、さらにサーバー販売と保守契約を通じて売上を確保しています。
事業は大きくAIソリューションとGPUサーバーの二本柱に分かれます。AI側では導入支援やコンサルティング、業種別パッケージに加え画像認識プラットフォーム「AIZE」による顔認証・勤怠管理・マーケティング等のプロダクトを提供し、GPU側ではサーバー販売、データセンター運営、保守・運用を一括で手がけて企業のAI開発を支えています。
経営方針
同社は「テクノロジーに想像力を載せる」という理念のもと、AIを軸にした事業拡大で売上高成長率の向上を目指しています。成長の判断指標としては売上高成長率を重視し、M&Aによる非連続成長の成果を見るため経常利益やEBITDAを主要な収益指標としています。2026年8月期からは任意適用で国際財務報告基準(IFRS)を導入し、営業利益も重視指標に加える予定で、財務面では営業キャッシュフローや借入金、必要に応じた株式発行で資金を賄う方針です。
同社は重点投資分野として独自のAIプラットフォーム、レガシー産業向けのAI実装、そしてGPUサーバーを中核に据えています。具体的には囲碁AI研究由来のノウハウを持つAIプラットフォームで10万IDの運用実績があり、勤怠管理などの自社プロダクトは高い月額継続収入(MRR)を確保しています。差別化策としては自社開発のAIエンジンと現場での実装力、さらにGPUサーバーを自らデータセンターとして保有・提供する「開発+設計+計算資源」の組合せで他社が真似しにくい統合サービスを提供しています。
新市場開拓や事業拡大ではM&Aと資本提携を積極活用しています。2023年9月にGPU活用を強化するゼロフィールドをグループ化し、2024年7月には自動車設計に強いBEXをグループ化してトヨタグループなどとの顧客網を取り込みました。遊技業界大手との資本業務提携や、教育機関との連携による人材育成、創業者への第三者割当増資でのベクトル合わせなど、業界ごとのリーディング企業と連携して横展開を図る計画です。国内外でのデータセンター拡張や余剰電力を活用した施設展開も進めています。
技術革新への取り組みでは研究開発と実装を同時に進めています。自社AIラボでオーダーメイド開発を受注し、エッジAIやコンテナ型データセンター、暗号資産マイニング向けの最適化ソフトを組み込んだGPUマシンなどを商品化しています。具体例として、自治体向け勤怠管理システムへの採用実績や、イノテック社との共同開発によるエッジプロダクトの事業化があり、優秀なエンジニアの採用・育成や営業マーケティングの仕組み化を通じて技術と市場導入を同時に強化しています。