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サワイグループホールディングスJP:4887
沿革
2021年4月 |
沢井製薬株式会社(現連結子会社)が単独株式移転により当社を資本金10,000百万円で設立、テクニカル上場により東京証券取引所市場第一部に上場(2021年4月1日)。 |
2022年3月 |
小林化工株式会社の生産活動に係る資産を、トラストファーマテック株式会社(現連結子会社)が譲受け。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2022年9月 |
沢井製薬株式会社九州工場(福岡県)注射棟完成。 |
1948年7月 |
医薬品の製造及び販売を目的として、大阪市旭区に澤井製薬株式会社(現 沢井製薬株式会社)を資本金195千円で設立。 |
1961年7月 |
本社工場(当時)の生産ラインを自動化。 |
1962年7月 |
ニンニクエキスの製法特許を取得し、ビタミンB1製剤を発売。 |
1968年2月 |
大阪市旭区に大阪第二工場(当時)完成。 |
1972年11月 |
製造から販売に至るまでの物流整備を目的として、大阪市都島区に発送センターを新設。 |
1974年7月 |
大阪市旭区に本社社屋(当時)完成。 |
1979年1月 |
商号を沢井製薬株式会社に変更。 |
1981年7月 |
九州工場完成。 |
1983年9月 |
九州工場第2期工事(一般製剤及びシロップ製剤製造設備)完成。 |
1984年3月 |
研究設備の増設と充実を目的として、大阪市旭区に大阪研究所を開設。 |
1985年3月 |
メディサ新薬株式会社(現 当社連結子会社)設立。 |
1985年6月 |
九州工場第3期工事(注射剤製造設備)完成。 |
1987年3月 |
メディサ新薬株式会社九州工場(福岡県)完成。 |
1989年5月 |
九州工場第4期工事(注射剤製造設備増設ほか)完成。 |
1990年4月 |
研究開発部門拡大を目的として、大阪市旭区に研究開発センターを新設。 |
1991年3月 |
発送センターを分離独立し、全額出資子会社株式会社アクティブワークを設立。 |
1991年9月 |
株式取得により、メディサ新薬株式会社を子会社化。 |
1992年4月 |
メディサ新薬株式会社九州工場第2期工事(包装設備)完成。 |
1992年10月 |
三田工場(兵庫県)完成。 |
1994年8月 |
製剤研究の充実を目的として、大阪市旭区に製剤研究センター(当時)を開設。 |
1995年9月 |
日本証券業協会に店頭登録。 |
1996年4月 |
メディサ新薬株式会社九州工場第3期工事(製品倉庫・品質管理分析室・食堂等)完成。 |
1997年3月 |
メディサ新薬株式会社九州工場第4期及び5期工事(一般製剤製造設備・自動倉庫増設)完成。 |
2000年12月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2002年2月 |
九州工場第5期工事(経口用持続性製剤等製造設備・包装設備)完成。 |
2003年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定。 |
2004年4月 |
連結子会社である株式会社アクティブワークを吸収合併。 |
2005年2月 |
三田工場第2期工事(一般製剤製造設備増設・特殊製剤設備)完成。 |
2005年10月 |
日本シエーリング株式会社茂原工場(千葉県、現関東工場)を譲受け。 |
2006年11月 |
大阪市淀川区に新本社・研究所社屋完成。本社・研究所機能を集約。 |
2006年11月 |
株式取得により、化研生薬株式会社を子会社化。 |
2008年5月 |
メディサ新薬株式会社九州工場第6期工事(経口固形製剤増産設備等)完成。 |
2009年3月 |
三田工場第3期工事(一般製剤製造設備増設)完成。 |
2009年10月 |
製剤研究センター(現 製剤技術センター)を開設。 |
2010年4月 |
持分取得により、ケーエム合同会社を完全子会社化。 |
2010年6月 |
株式取得により、メディサ新薬株式会社を完全子会社化。 |
2012年4月 |
会社分割により、メディサ新薬株式会社の生産事業を吸収し、同社の九州工場を第二九州工場として承継。 |
2013年3月 |
関東工場に製剤工場を新設。 |
2015年4月 |
会社分割により、田辺三菱製薬工場株式会社の鹿島工場を承継。 |
2015年10月 |
吹田市に開発センター完成。製剤技術センターの機能を開発センターへ集約。 |
2016年11月 |
三田西工場(兵庫県)完成。 |
2017年5月 |
Sawai America Inc.(当社子会社、現 Sawai America LLC)を通じて、Upsher-Smith Laboratories, LLCを子会社化。 |
2021年3月 |
持株会社体制への移行に伴い、完全親会社のサワイグループホールディングス株式会社の設立及び同社の東京証券取引所市場第一部へのテクニカル上場(2021年4月1日)により、上場廃止。 |
事業内容
サワイグループホールディングスは、医薬品の製造および販売を主軸に事業を展開している企業グループです。同社グループは、サワイグループホールディングスおよびその連結子会社7社で構成されており、医療用医薬品及び一般用医薬品の製造及び販売を行っています。
日本セグメントでは、沢井製薬株式会社が中心となり、製造した医薬品を国内の販売会社、卸売店、他の医薬品メーカー、そして医療機関に直接販売しています。メディサ新薬株式会社は、医療用医薬品の販売を手掛け、沢井製薬株式会社及び他の医薬品メーカーと製品の売買を行っており、沢井製薬株式会社は同社から研究開発の一部及び製造を受託しています。化研生薬株式会社は、医療用医薬品の製造及び販売を行い、メディサ新薬株式会社から製品を購入しています。また、沢井製薬株式会社は同社から主原料を購入しています。トラストファーマテック株式会社は、医療用医薬品の製造及び販売を行っており、沢井製薬株式会社は同社に研究開発の一部及び製造を委託しています。
米国セグメントでは、Sawai America Holdings Inc.及びSawai America LLCが米国の子会社管理統括業務を行っており、Upsher-Smith Laboratories, LLCは製造した医薬品を米国の卸売店等に販売しています。また、同社は沢井製薬株式会社と協働して研究開発を行っています。
サワイグループホールディングスは、医薬品業界における幅広い事業展開を通じて、医療現場への貢献を目指しています。
経営方針
サワイグループホールディングスは、2030年度に向けた長期ビジョン「Sawai Group Vision 2030」を策定し、そのファーストステップとして2023年度を最終年度とする3年間の中期経営計画「START 2024」を推進しています。同社は、より多くの人々が身近にヘルスケアサービスを受けられる世界を目指し、個々のニーズに応じた科学的根拠に基づく製品・サービスを提供することで、人々の健康に貢献し続ける企業を目標としています。財務目標としては、売上収益4,000億円、ROE10%以上を掲げています。
中期経営計画では、国内ジェネリック市場におけるシェア拡大、米国事業における将来の成長に向けた事業投資、新たな成長分野の開拓(デジタル・医療機器事業、オーファン医薬品事業、健康食品事業)を重点戦略としています。また、持続可能な社会保障制度と医療アクセス向上への貢献、新規事業による健康寿命延伸への貢献を社会課題解決に向けた取り組みとして挙げています。
資本政策においては、成長に向けた投資を積極的かつ効果的に実施し、研究開発・製品等買収約750億円、設備投資約700億円、新規事業(投資枠)300億円を計画しています。さらに、配当性向30%を目途に安定的かつ継続的に配当を実施し、3年間での配当総額約170億円(年間130円/株)以上を予定しています。
サワイグループホールディングスは、ジェネリック医薬品業界のリーディングカンパニーとして、品質・安定供給・情報提供においてトップレベルの水準を維持し続けることで、医療現場への貢献と企業価値の向上を目指しています。