ビジネスエンジニアリングJP:4828

ビジネスエンジニアリングは、情報サービス事業を展開しており、主に三つの事業セグメントを持っています。これらは「ソリューション事業」、「プロダクト事業」、「システムサポート事業」です。

ソリューション事業では、他社が開発したERPパッケージ製品を利用し、企業の情報システムを設計、開発、導入するサービスを提供しています。この事業は主にビジネスエンジニアリングが担当しています。

プロダクト事業では、ビジネスエンジニアリングが開発したERPパッケージ製品をパートナー企業を通じて販売し、同製品を利用して企業の情報システムを設計、開発、導入するサービスを提供しています。この事業には、Business Engineering America, Inc.も関与しています。

システムサポート事業では、基幹業務システムを導入した企業に対して、システムの運用・保守を始めとする支援サービスを提供しています。この事業はビジネスシステムサービス株式会社が主に担当しています。

ビジネスエンジニアリングは、情報技術を活用して顧客のビジネス変革を支援する企業です。同社は製造業を中心に、幅広い業種の顧客に対して高品質なソフトウェア製品やサービスを提供しています。経営理念として顧客満足を第一に掲げ、新たな価値創造を通じて社会に貢献することを目指しています。

同社の中期経営計画「経営Vision 2026 改訂版」では、4つの柱を中心に成長戦略を推進しています。これには、製造業のデジタル化を進める「ものづくりデジタライゼーション」の拡大や、顧客のビジネスモデル変革を支援する「変革のためのDX」の推進が含まれます。また、グローバル支援の強化やサステナビリティへの貢献も重要な要素です。

ビジネスエンジニアリングは、自己資本当期純利益率（ROE）の向上を重視し、企業価値の向上を目指しています。特に、製造業のIT支援における20年以上の実績や、グローバル展開の経験を活かし、顧客との信頼関係を基盤に事業を拡大しています。これにより、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図っています。