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パラカ【JP:4809】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
パラカは、主に時間貸駐車場の開拓と運営管理を行う企業です。同社は大都市圏を中心に、必要な場所に駐車スペースを増やしてクルマ社会の利便性向上に貢献することを目指しています。事業は賃借駐車場、保有駐車場、その他に分類して展開しています。
同社の主要な顧客は短時間の駐車を必要とするドライバーや一部の月極利用者で、利用者からの時間貸し料金が収益の柱になっています。土地オーナーとは賃借契約や土地取得で連携し、売上から賃借料や機器リース料、運営管理費、減価償却などを差し引いて利益を確保しています。
同社の賃借駐車場は土地を借りて設備を設置し、賃借料を支払いながら運営するモデルで、各駐車場の売上から賃借料や維持費を差し引いて採算をとります。保有駐車場は同社が土地を取得して長期的に運営するモデルで、賃借料負担はない代わりに固定資産税や土地取得の費用が発生します。「その他」には不動産賃貸、自動販売機収入、太陽光発電、バイク駐車・駐輪場の運営などが含まれます。
経営方針
同社は「日本の駐車場不足を解消し、快適なクルマ社会を実現すること」を目指しています。成長戦略の柱は保有駐車場への積極投資による「基盤収益」の拡大で、自己資本比率42.2%という安定的な財務基盤を背景に、安定収入源を増やしていく方針です。業界全体は日経の調査で新型コロナの影響期を除き10年以上にわたり売上が拡大しており、同社は売上総利益額・売上総利益率、そして管理する車室残高を重視しながら、ストック型の事業を着実に積み上げていくことを志向しています(ただし各指標に対する明確な数値目標は設定していません)。
同社は保有駐車場と賃借駐車場のバランスを取ることを差別化戦略の中核に据えています。保有駐車場を核にすることで不動産業者や金融機関との関係を強化し、駐車場用地情報を拡大する一方、賃借駐車場では固定賃料を支払う「固定方式」と売上に応じて賃料が変動する「還元方式」を組み合わせ、解約リスクや収益変動リスクを低減します。また、立地判断、車室設計、運営、価格設定の四分野で標準化を進め、開発や運営のノウハウ蓄積とコスト低減を図ることで同業他社との差別化を図っています。
同社は全国の中核都市で地域一番を目指すため、人的・組織的・金銭的な経営資源を重点投入する計画です。具体的には、保有駐車場を中心に周辺で賃借駐車場を衛星的に展開するなど、地域単位で車室数・物件数・売上のトップを目指す方針を掲げています。新規駐車場(開業1年未満)と既存駐車場(1年以上)で管理手法を分けて収益性を高めるほか、不動産賃貸や太陽光発電といった「その他事業」による収入多角化も進め、長期的な安定成長を図っています。
同社は技術とデータ活用による効率化にも注力しています。営業支援システムの強化と情報蓄積に投資し、立地判断や価格設定にデータを活用することで収益性を向上させます。加えて、現場の運営スキル向上を職場内訓練や全社研修、個別指導で進め、標準化と組み合わせてオペレーションコストの低減とサービス品質の均一化を実現することを目指しています。