大塚商会JP:4768

時価総額
¥1.33兆
PER
27.6倍
情報システムの構築・稼働(コンサルティング、ハードウェア・ソフトウェア販売等)と、システム稼働後のサポート(オフィスサプライ供給、保守サービス等)。

沿革

1961-07複写機及びサプライ商品の販売を目的として、東京都千代田区に大塚商会を創業
1961-12法人組織に改め、株式会社大塚商会を設立
1962-12都内拠点展開の第1号店として、東京都品川区に大森支店を開設
1965-03大阪市大淀区(現北区)に大阪支店を開設
1968-07東京都千代田区に本社ビル竣工、本店所在地を移転
1970-08電算機事業を開始
1979-10自社開発の業務用パッケージソフト「SMILE」の販売開始
1981-07パソコン及びワープロ専用機の販売開始
1982-05「OAセンター」の地区展開及び教育ビジネスを開始
1984-02CADシステム事業を開始
1984-07大塚システムエンジニアリング株式会社(現株式会社OSK)を設立
1985-02ホテル事業を開始
1987-07ネットワーク事業を開始
1990-04企業向けの会員制サポート「トータルαサービス」(現たよれーる保守サービス)を開始
1990-08株式会社ネットワールドを設立
1995-06商用インターネット接続サービス「α-Web」を開始
1996-02株式会社アルファテクノを設立
1996-09インターネットを利用したECショップを開始
1996-11株式会社アルファシステムを子会社とする
1997-08台湾に震旦大塚股份有限公司(現大塚資訊科技股份有限公司)を設立
1997-10顧客の仕様に基づいたコンピュータの受注仕様組立を目的に、東京CTOセンターを開設
1998-12東京CTOセンターにて「ISO9001」を取得
1999-02会員制通信販売「たのメール」(現たのめーる)の販売開始
1999-11ASP事業としてのホスティングサービス「α-MAIL」の販売開始
2000-07「大塚インターネットデータセンター」を開設
2000-12主要14事業所で「ISO14001」を取得(現25事業所で取得)
2001-09情報セキュリティビジネス「OSM」を開始
2002-12社団法人日本オフィスオートメーション協会(現公益社団法人企業情報化協会)よりIT総合賞を受賞
2003-02東京都千代田区に本社ビルを竣工し、本店所在地を移転
2003-04トータルαサポートセンター(現たよれーるコンタクトセンター)が、ヘルプデスク協会(米国)から日本初の「HDI組織認定」を取得
2005-10財団法人日本情報処理開発協会(現一般財団法人日本情報経済社会推進協会)よりプライバシーマーク認定を取得
2006-04欧智卡信息系統商貿(上海)有限公司を設立
2006-08サービス&サポート事業を「たのめーる」と「たよれーる」の2大ブランドに集約
2007-10「SMILEシリーズ」のブランドをOSKに一本化
2008-05株式会社ライオン事務器と業務・資本提携
2009-02「たよれーるマネジメントサービスセンター」開設
2010-08創業50周年に向けて植樹活動やLED街路灯整備等の社会貢献活動を推進
2011-04全館LED照明を導入した横浜ビル竣工
2012-12IR優良企業特別賞受賞
2013-09東京大学I-REF棟にLED照明やスマートコンセントを寄贈
2014-06IPv6普及・高度化推進協議会から表彰
2015-10株式会社OSKと株式会社アルファシステムが合併
2017-10群馬県高崎市に高崎支店を開設
2018-09茨城県つくば市につくば支店を開設
2020-12DX推進委員会を設置し、社内体制を強化
2021-04経済産業省指針に基づく「DX認定取得事業者」としての認定を取得
2021-11サステナビリティ委員会を設置
2022-03指名・報酬委員会を設置
2022-04東京証券取引所プライム市場に移行
2023-07中・長期経営方針を発表

事業内容

大塚商会は、情報システムの構築から稼働までをカバーする「システムインテグレーション事業」と、システム稼働後のサポートを提供する「サービス&サポート事業」の2つの主要な事業セグメントを持っています。システムインテグレーション事業では、顧客のニーズに応じたコンサルティング、ハードウェアおよびソフトウェアの販売、受託によるソフトウェア開発、機器の搬入設置やネットワーク工事などを手がけています。一方、サービス&サポート事業では、オフィス用品の供給、保守サービス、業務支援サービスなどを提供しており、顧客のビジネス運営を幅広くサポートしています。大塚商会グループは、株式会社大塚商会を中心に、子会社8社(うち連結子会社4社)と関連会社6社(うち持分法適用会社3社)の計15社で構成されており、これらの事業を通じて、情報技術の進化に対応した多様なサービスを提供しています。

経営方針

大塚商会は、情報・通信技術の革新を通じて企業の成長と社会の発展に貢献することをミッションとしています。同社は、社会から信頼される企業グループを目指し、従業員の成長支援、自然や社会との共存共栄、時代にマッチしたビジネスモデルの創出を目標に掲げています。これらの目標を達成するため、顧客満足度の追求、ワンストップソリューションの提供、Webソリューションの推進、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」やサポート事業「たよれーる」を核とした新規顧客の開拓と取引顧客の深耕、グループ資源の有効活用と人材育成に注力しています。

中長期的な経営戦略として、同社は厳しい経済環境下でも永続的、安定的な発展を最重要視し、収益性を意識した経営を実践しています。経営目標として、安定的な事業拡大を通じて企業価値の継続的向上を掲げ、営業利益、営業利益率、売上高、売上高伸長率、営業キャッシュ・フローを中長期的な経営指標としています。

経営環境の変化に柔軟に対応し、取引顧客の深耕・拡大を軸に収益力の向上と売上高の伸長を図るため、グループ経営力の強化、各事業分野の評価徹底と経営資源の最適配分、サービス開発体制の強化、ワンストップ運営体制の強化、人材の育成に取り組んでいます。また、デジタル化の推進やAI・IoT、5G等の技術活用を支援し、ESG課題の解決とSDGsの達成にも貢献しています。これらの施策により、同社は「オフィスまるごと」の実現を目指しています。