オービックJP:4684

時価総額
¥2.59兆
PER
32.7倍
企業情報システムのシステムインテグレーション、システムサポート、オフィスオートメーション、業務用パッケージソフト事業。

事業内容

オービックは、企業情報システムに関連する多様な事業セグメントを持っています。主な事業は、システムインテグレーション事業、システムサポート事業、オフィスオートメーション事業、そして業務用パッケージソフト事業です。これらの事業を通じて、企業の情報システムの構築や運用を支援しています。

システムインテグレーション事業では、統合基幹業務システムの製造と販売を行っています。オービック自身がこの事業を担当し、企業の業務効率化をサポートしています。また、関連会社のオービーシステムもその他製品の製造を手がけています。

システムサポート事業では、統合基幹業務システムの運用支援や保守を行っています。オービックがメンテナンスを実施し、システムの安定稼働を支援しています。これにより、顧客企業のシステム運用の負担を軽減しています。

オフィスオートメーション事業では、OA機器やコンピュータサプライ用品の仕入と販売を行っています。この事業は、オービックオフィスオートメーションが担当し、企業のオフィス環境の効率化を図っています。これにより、企業の業務効率を向上させることを目指しています。

業務用パッケージソフト事業は、関連会社のオービックビジネスコンサルタントが担当しています。この事業では、財務会計などのパッケージソフトの製造と販売を行っています。これにより、企業の業務プロセスの効率化を支援していますが、事業セグメントには含まれていません。

経営方針

オービックは、企業情報システムの分野で多様な成長戦略を掲げています。特に、クラウドサービスを活用したデジタル変革の支援を通じて、顧客企業の利益創出を目指しています。これにより、社会への貢献を経営の基本方針としています。

同社は、中長期的な成長を見据え、自己資本利益率10%以上を目標としています。自社開発製品を直接販売する体制を重視し、クラウドセンターを活用して市場ニーズに応えるソリューションを提供しています。これにより、顧客との継続的な関係構築を図っています。

オービックの成長戦略の一環として、「ワンストップ・ソリューション・サービス」を提供しています。導入コンサルティングからシステム構築、運用までを一貫してサポートし、顧客企業の経営管理や決算業務を支援しています。これにより、安定した事業継続を目指しています。

同社は、製販サービス一体体制の推進や「OBIC7シリーズ」を活用した生産性向上、人材育成に注力しています。これらの重点領域を通じて、経営資源の選択と集中を図り、グループ全体の発展を目指しています。