メドレックス (4586) 株価

時価総額
¥66.5億
PER
経皮吸収型製剤技術の新興企業。独自のILTS技術やNCTS技術を活用した医薬品開発を展開。25年9月にリドカインテープ剤「Bondlido」がFDAから承認取得。26年下半期の上市を計画。米国・豪州に子会社を設置し、日本・米国・豪州で事業展開。

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事業内容

メドレックスは皮膚から薬を吸収させる独自の技術を持つ創薬企業グループです。同社は「ILTS®」という皮膚吸収技術を中心に、従来では皮膚から吸収させることが難しかった様々な薬物を効果的に体内に届ける新しい医薬品を開発しています。貼り薬の形で薬を投与することで、副作用の軽減や飲み忘れ防止などの利点を提供することを目指しています。

同社の収益構造は製薬会社との提携を基盤としており、開発した薬剤候補を製薬会社にライセンス供与することで収入を得ています。具体的には契約時の一時金、開発進捗に応じた段階的な支払い、そして製品が実際に販売された後の売上に応じたロイヤルティという形で収益を確保します。現在、販売パートナー候補との提携交渉を進めており、2026年下半期の製品上市を計画しています。

同社の主力製品ラインは疼痛治療薬を中心に構成されています。最も開発が進んでいる「Bondlido」はリドカインを用いた神経疼痛治療薬で、すでに米国で承認を取得済みです。また、筋弛緩薬のチザニジンを使った痙性麻痺治療薬や、オピオイド系鎮痛薬フェンタニルの誤用事故防止機能付き貼付剤も開発中で、これらは従来の経口薬では実現できない新たな治療価値を提供することが期待されています。

経営方針

創薬パイプライン型ベンチャーであるメドレックスは、開発中の医薬品パイプラインを着実に進展させることで企業価値の最大化を図っています。同社は2025年に帯状疱疹後神経疼痛治療薬「MRX-5LBT "Bondlido"」がFDAから販売承認を取得し、2026年後半からの販売開始を予定しています。さらに、痙性麻痺治療薬「MRX-4TZT」については2025年12月から第2相試験を開始し、2026年第4四半期に結果判明を見込んでいます。

同社の重点戦略は製薬会社等との戦略的パートナーシップの構築にあります。研究開発投資が先行するビジネスモデルのため、各開発パイプラインや基盤技術について開発権や販売権のライセンスアウトを通じて収益を確保し、財務基盤の強化を図る方針です。特に「Bondlido」の販売パートナーとの提携や「MRX-4TZT」の第2相試験成功後の事業提携が重要な経営課題として位置付けられています。

開発資金の確保についても積極的な取り組みを展開しており、新株予約権の発行・行使による資金調達を実施しました。同社は今後も適時適切な財務活動を通じて開発資金を確保し、開発アセットの価値向上を通じた企業価値向上を目指しています。また、少数精鋭の組織運営を行う中で、医薬品業界経験豊富な人材の採用・育成や、多様性とチャレンジ精神を重視する企業風土の醸成にも注力しています。

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