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有機合成薬品工業JP:4531
事業内容
有機合成薬品工業は、アミノ酸関係、化成品関係、医薬品関係の製造販売を主な業務としています。同社はファインケミカル事業の単一セグメントで事業を展開しています。
アミノ酸関係では、有機合成薬品工業はアミノ酸やビタミン原料の製造および販売を行っています。これにより、健康食品や栄養補助食品の市場に貢献しています。
化成品関係では、同社はタイヤコード接着剤原料、農薬中間体、シリコン化合物などの製造および販売を手がけています。これにより、自動車産業や農業分野における需要に応えています。
医薬品関係では、有機合成薬品工業は医薬品原料や中間体の製造および販売を行っています。これにより、製薬業界における重要な供給者としての役割を果たしています。
また、子会社のユーキテクノサービス株式会社は、有機合成薬品工業の製造業務の請負を主に行っています。この子会社は非連結子会社として位置づけられています。
経営方針
有機合成薬品工業は、経営理念として「人の役に立ち、人によろこばれるものを創る」ことを掲げています。この理念のもと、同社はファインケミカル事業に注力し、技術と知識を結集した「ものづくり」に挑戦しています。これにより、株主や顧客、従業員、地域社会などすべてのステークホルダーに対して企業価値の向上を目指しています。
同社は、2024年3月期を起点とする3カ年の中期経営計画を策定しました。この計画では、主要製品の売上拡大と新製品の継続的な導入を通じて、今後10年間の成長基盤を築くことを目指しています。これにより、変動する経済環境においても収益力の向上を図る方針です。
新中期経営計画の重点施策として、クオリティーカルチャーの醸成や企業価値の向上、アミノ酸分野の事業構造改革、医薬品分野の受託ビジネス拡充、化成品事業の拡大・再構築が挙げられています。これらの施策を通じて、同社は持続的な成長を目指しています。
有機合成薬品工業は、売上高や営業利益、経常利益、当期純利益、ROAなどの経営指標を設定し、これらの目標達成を通じて企業価値の向上を図っています。特に、収益性と事業の効率性を高めることが重要とされています。