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ユナイトアンドグロウ (4486) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
ユナイトアンドグロウは、中小企業のIT部門不足を解決する会員制サービスを提供する企業です。同社独自の「シェアード・エンジニアリング」技術を活用し、IT人材と知識を複数企業間で共有する「シェアード社員」サービスを展開しています。これにより、各企業が専用のIT部門を持てない課題を、共同利用型のIT部門として解決しています。
同社の主要顧客は、従業員50名から1000名規模の中小企業で、東京23区内および横浜市の中区・西区に所在する企業を対象としています。収益構造はポイント制の時間課金システムを採用しており、顧客が事前購入したポイントを利用時間に応じて消費する仕組みです。準委任契約により、同社の指揮命令下でサービスを提供し、安定した収益基盤を確立しています。
事業セグメントは「コーポレートIT部門の業務支援事業」の単一セグメントに統一し、サービス内容は多岐にわたります。具体的には、IT課題の策定や内部統制に関するコンサルティング、ITインフラ整備やヘルプデスク業務、システム担当者の育成支援などを提供しています。また、会員制のナレッジ共有サービス「Kikzo」も展開し、企業秘密を保護しながら技術者や他社会員との情報交換を可能にしています。
経営方針
ユナイトアンドグロウは、中堅・中小企業のコーポレートIT部門の業務支援に特化したビジネスモデルを展開し、2033年までに社員数1,000人、売上高100億円、営業利益20億円、時価総額300億円の達成を目指す野心的な成長戦略を掲げています。同社は「UGビジョン30th」と呼ばれる中長期ビジョンの下、年平均成長率15%を軸とした継続的な企業価値向上を図っており、従業員数50名から1,000名規模の成長企業に特化したサービス展開を行っています。
同社の差別化戦略の核となるのは、独自開発した「シェアード・エンジニアリング」技術です。この基幹技術を活用し、主力サービス「情シス総合」を基盤として、「内製開発」「ITインフラ」「会計IT」といった専門性の高い特化型サービスを順次立ち上げています。人材と知識のシェアリングサービスにより、IT人材不足に悩む中小企業に対して高品質なコーポレートIT支援を提供し、顧客のデジタル変革を実現する独自のポジションを確立しています。
事業拡大においては、既存サービスの深化と新サービス開発を両軸で推進しています。特化型サービスの体制強化に加え、蓄積したITノウハウと中小企業ビジネスに関する知見を活用した新サービスの開発を進めており、相互の品質向上と収益向上を狙った戦略的なサービス展開を計画しています。さらに、既存事業とのシナジーが期待できるM&Aや事業提携も積極的に検討し、成長を加速させる方針を示しています。
技術革新への取り組みでは、基幹システムの安定稼働と継続的な機能強化を重視しています。時間単位でのサービス提供を管理する基幹システムの強化に加え、情報セキュリティマネジメントシステム国際規格の認証取得など、顧客の機密情報を扱うサービス特性に対応した技術基盤の構築を進めています。同社は人材採用と育成を最重要課題と位置づけ、採用ブランドの確立とリファーラル採用の推進により、IT人材獲得競争の激化に対応する体制を整備しています。