ハリマ化成グループJP:4410

時価総額
¥239.2億
PER
18.6倍
樹脂・化成品、製紙用薬品、電子材料、ローター、その他の事業セグメントを持ち、塗料用樹脂や紙力増強剤、はんだ付け材料、粘接着剤用樹脂、不動産管理事業などを展開。

事業内容

ハリマ化成グループは、持株会社としてグループ全体の経営戦略の策定・推進を行い、事業会社の経営管理を担当しています。この役割を通じて、グループ全体の成長と発展を支えています。

樹脂・化成品事業では、塗料用樹脂や印刷インキ用樹脂、合成ゴム用乳化剤、粘接着剤用樹脂、トール油製品などを製造・販売しています。これらの製品は、建築物や船舶の保護、商業印刷、自動車用タイヤの製造などに利用されています。

製紙用薬品事業では、紙力増強剤やサイズ剤、塗工剤・バリアコート剤を製造・販売しています。これらの製品は、段ボールや紙の強度向上、耐水性付与、印刷適性の向上に寄与しています。

電子材料事業では、はんだ付け材料や半導体用機能性樹脂、熱交換器用ろう付け材料を製造・販売しています。これらの製品は、自動車用電子機器や家電製品、パソコン、5G通信などに使用されています。

ローター事業は、世界8ヵ国に拠点を持ち、粘接着剤用樹脂や印刷インキ用樹脂、合成ゴム用乳化剤、路面標示塗料用樹脂を製造・販売しています。これにより、グローバルな市場での競争力を高めています。

その他事業としては、不動産管理やゴルフ場・ホテルの運営、業務用洗剤や食品の製造販売を行っています。これにより、多角的な事業展開を実現し、安定した収益基盤を築いています。

経営方針

ハリマ化成グループは、1947年の創業以来、パインケミカルのトップ企業を目指し、成長を続けています。中期経営計画「NEW HARIMA 2026」では、事業基盤の強化と事業領域の拡充を掲げています。特に、海外事業の拡大や半導体市場での競争力強化に注力しています。

同社は、2024年度までに売上高1,010億円、営業利益20億円を達成し、2026年度には売上高1,100億円、営業利益70億円を目指しています。これにより、営業利益率を6.4%に引き上げる計画です。ROEも2026年度には10.0%を目指し、資本効率の向上を図っています。

成長戦略の一環として、ハリマ化成グループは新規事業や成長分野に向けた研究開発を推進しています。特に、環境対応製品や高機能化製品の開発に注力し、半導体関連材料やリチウムイオン二次電池の研究を進めています。これにより、新たな市場機会を創出し、持続的な成長を目指しています。

また、デジタル技術を活用したDXの推進にも力を入れています。デジタル人材の育成や業務プロセスのデジタル化を進め、2024年度にはDX認定事業者に選定されました。これにより、効率的な経営体制を構築し、新時代に向けた経営革新を実現しています。