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東邦システムサイエンスJP:4333
沿革
1971年6月 |
株式会社東邦計算センターとして中央区銀座に設立 |
1975年4月 |
本社を渋谷区渋谷へ移転 |
1986年3月 |
本社を豊島区高田へ移転 |
1989年4月 |
社名を株式会社東邦システムサイエンスに変更 |
1998年9月 |
本社を文京区本駒込へ移転 |
1999年10月 |
株式会社ティエスエス・データ・サービスを設立 |
2001年12月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録(東京証券取引所JASDAQ) |
2004年2月 |
ISO9001の認証を取得 |
2004年4月 |
株式会社中野ソフトウェア・エースと資本業務提携 |
2005年2月 |
本社を文京区小石川へ移転 |
2005年4月 |
株式会社中野ソフトウェア・エースと合併 |
2005年12月 |
株式会社テムスの営業全部譲受 |
2007年1月 |
プライバシーマーク取得 |
2007年3月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
2009年4月 |
株式会社インステクノの全株式取得(子会社化) |
2011年4月 |
株式会社インステクノ及び株式会社ティエスエス・データ・サービスと合併 |
2014年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
2016年6月 |
ISO27001の認証を取得 |
2021年6月 |
創立50周年 |
2022年4月 |
東京証券取引所 プライム市場へ移行 |
事業内容
東邦システムサイエンスは、主にソフトウェア開発とコンピュータ運用管理を軸に事業を展開しています。同社のソフトウェア開発セグメントでは、金融系ユーザー(保険、証券、銀行など)および通信業界向けのソフトウェア開発業務を手掛けています。これにより、同社は金融と通信という二つの重要な産業に対して、専門的なソフトウェアソリューションを提供していることがわかります。
また、情報システムサービス等のセグメントでは、顧客のコンピュータシステムの運用管理業務を行っています。これには、システムの維持管理からトラブルシューティングまで、幅広いサービスが含まれることが推測されます。このように、東邦システムサイエンスは、ソフトウェア開発と情報システムの運用管理という二つの主要な事業を通じて、顧客のデジタル化と効率化を支援しています。
これらの事業内容から、東邦システムサイエンスが提供するサービスは、技術的な専門知識を要する高度なものであり、特に金融と通信という急速に変化する産業において、顧客企業の競争力を高めるための重要な役割を果たしていると言えるでしょう。
経営方針
東邦システムサイエンスは、「長期経営ビジョン2030」を掲げ、「お客様と共に未来を創る」をスローガンに、持続可能な未来社会の創造を目指しています。同社は、確かな業務力とIT技術力を駆使し、お客様のニーズを満たすシステム構築を目指す技術者集団としての姿勢を明確にしています。変化を恐れず、挑戦を厭わず、対話を重ね、協調・共創することを行動指針とし、誠意を尽くしてお客様の要望に応えることを基本理念としています。
中期経営計画(2022-2027)では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展が早い非金融系業務の比率向上や、DX開発推進センターの設置など、他分野への進出でポートフォリオを変革する戦略を推進しています。また、プラットフォーマーを基軸に営業拡大を強化し、業務力・技術力の徹底強化を図っています。これにより、非金融ソリューション案件の獲得に注力し、安定的な事業拡大を目指しています。
さらに、デジタルビジネスへの注力を明確にし、クラウド構築やアジャイル開発、データの取得・蓄積・分析をキーワードに案件を受注し、売上・利益の確保を図っています。サービスビジネスの構築にも力を入れ、人月ビジネスからの脱却を図り、サブスクリプション型ビジネスのような新たなビジネスモデルの創出を目指しています。
経営基盤の強化にも注力し、DX人財の確保・育成や新たな事業領域、技術領域の獲得を通じて、収益基盤の拡大を図っています。また、株式の流動性確保やガバナンスの強化、サステナビリティ経営の推進にも取り組んでおり、持続可能な未来社会の構築に向けた様々な取り組みを開始しています。
これらの戦略と施策を通じて、東邦システムサイエンスは、既存事業の成長と収益性の向上、新規事業の創出による新たな成長分野の確立を図り、確かな事業成長を目指しています。