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フェイスJP:4295
沿革
1992-10 | コンピュータおよび通信ネットワークを使っての音楽事業を目的として、京都市中京区に資本金1,000万円で株式会社フェイスを設立 |
1994-10 | 東京都港区赤坂に東京オフィスを開設 |
2000-08 | 本社を京都市中京区烏丸通御池に移転し、東京オフィスを東京都港区浜松町に移転 |
2001-09 | JASDAQ(店頭)市場に上場 |
2002-05 | 米国でのコンテンツ配信を展開するため、米国にFaith West Inc.を設立 |
2002-08 | フランスのDigiplug S.A.S.の株式を取得し、子会社化 |
2002-09 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
2003-07 | 株式会社ウェブマネーの株式を追加取得し、子会社化 |
2004-05 | Digiplug S.A.S.から会社分割によりフランスにFaith Technologies S.A.S.を設立 |
2005-03 | ブラジルのInvest Virtua S.A.の株式を取得し、子会社化 |
2005-09 | グッディポイント株式会社および米国のFaith Communications, Inc.の株式を取得し、子会社化 |
2006-03 | 株式会社モバイルアライアンス(現株式会社フェイス・ワンダワークス)の株式を取得し、子会社化 |
2006-04 | 音楽・映像レーベルのプロデュースおよびデジタル配信を行う合弁会社、株式会社ブレイブを設立 |
2006-05 | ギガネットワークス株式会社(現株式会社フェイス・ワンダワークス)が株式会社三愛より携帯コンテンツ配信事業の営業を譲受 |
2006-08 | 映画作品のプロデュースとデジタル配信を行う株式会社デスペラードを設立 |
2007-02 | Moderati Inc.の商号をFaith West Inc.へ変更 |
2007-03 | Digiplug S.A.S.の株式を売却 |
2007-05 | 東京オフィスを東京都港区虎ノ門に移転し、旧東京オフィスを浜松町オフィスとして開設 |
2007-12 | 株式会社ウェブマネーがジャスダック証券取引所NEOに上場 |
2008-02 | ブラジルのInvest Virtua S.A.の株式を売却 |
2009-04 | 株式会社フェイス・ビズを吸収合併 |
2010-01 | コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社(現日本コロムビア株式会社)の株式を取得し、関連会社化 |
2010-03 | Faith West Inc.を清算 |
2010-04 | 株式会社ウェブマネーがジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(NEO市場)に株式を上場 |
2010-05 | 東京オフィス(現南青山オフィス)を東京都港区南青山に移転 |
2010-06 | 株式会社ブレイブから事業の譲受 |
2010-10 | 株式会社ウェブマネーが大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場および同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2010-12 | Moderati Inc.(現Skyrockit, Inc.)の株式を売却 |
2011-07 | 株式会社ウェブマネーの株式を売却 |
2011-09 | 株式会社フューチャーレコーズを日本コロムビア株式会社と合弁により設立 |
2013-04 | 株式会社エンターメディアの株式を取得し、子会社化 |
2014-01 | 株式会社オーケーライフの株式を取得し、子会社化 |
2014-03 | 日本コロムビア株式会社の株式を公開買付けにより追加取得し、子会社化 |
2015-01 | グローバル・プラス株式会社の株式を取得し、子会社化 |
2015-06 | 株式会社ドリームキャブの株式を追加取得し、子会社化 |
2015-07 | 会社分割により、株式会社フェイス・ワンダワークスのコンテンツ配信プラットフォームの開発・制作事業を承継 |
2015-10 | ジャパンミュージックネットワーク株式会社の株式を取得し、子会社化 |
2016-02 | フランスにおいてFaith France, SASを設立 |
2016-06 | ジャパンミュージックネットワーク株式会社がグローバル・プラス株式会社を吸収合併 |
2016-07 | インドネシアにおいてPT. Faith Neo Indonesiaを設立 |
2016-08 | 株式会社フライングペンギンズを完全子会社化 |
2017-03 | 株式会社ドリーミュージックの株式を取得し、子会社化 株式会社オーケーライフを完全子会社化 |
2017-08 | 日本コロムビア株式会社を完全子会社化 |
2018-04 | 株式会社エンターメディアの株式を売却 |
2018-07 | 株式会社フェイス・プロパティーを設立 |
2018-11 | 株式会社オーケーライフを清算 |
2019-10 | 株式会社KSRの全株式を取得し、子会社化 |
2019-12 | Faith France, SASを清算 |
2021-09 | 株式会社ドリーミュージックを完全子会社化 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2023-04 | 株式会社フェイス・ワンダワークスを吸収合併 |
2023-08 | 株式会社ライツスケールが株式会社フューチャーレコーズを吸収合併 |
2023-10 | 東京証券取引所の規則改正に基づく選択申請により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行 |
事業内容
フェイスグループは、プラットフォーム事業とコンテンツ事業の2つの主要なセグメントで事業を展開しています。プラットフォーム事業では、マルチコンテンツ&マルチデバイス戦略を推進し、コンテンツの制作・プロデュースから配信プラットフォーム技術の開発・提供、ネットワークシステムの構築・運用、ユーザー向けのコンテンツ配信サービスまで、ワンストップ・ソリューションを提供しています。また、小売業向けにはポイントサービスも提供しており、このセグメントにはグッディポイント㈱が関連会社として位置づけられています。
一方、コンテンツ事業では、音源・映像の企画、制作、販売、音楽著作権の取得管理事業、製造販売受託事業、施設やイベントの受託事業などを手がけています。このセグメントには、日本コロムビア㈱、㈱ドリーミュージック、㈱KSRが主な関係会社として挙げられています。
フェイスグループは、これらの事業を通じて、多岐にわたるサービスとソリューションを提供し、エンターテイメント業界における多様なニーズに応えています。プラットフォーム事業とコンテンツ事業の相乗効果を生かし、革新的なサービスの提供を目指していることが伺えます。
経営方針
フェイスグループは、コンテンツの新しい流通のしくみを創り出すことを経営の基本方針として掲げています。同社は、社会や生活スタイルの変化を捉え、多様なデバイスに対応した便利なサービスの創造を目指しています。これには、適切なコンテンツの制作・調達と、それを実現するための技術・ノウハウの開発が含まれます。また、これらのサービスを自社だけでなく、提携企業にも提供することで、高付加価値企業への成長を目指しています。
中長期的な経営戦略としては、ユーザーが求める新たなサービスの創造を通じて、新しいマーケットの開拓に注力しています。エンタテインメントコンテンツの制作・配信や、情報端末を用いたサービス提供において、独自のビジネスソリューションを基に、パートナー企業との積極的な連携を図ります。さらに、マルチコンテンツ&マルチデバイス戦略を推進し、自己資本の充実と利益の拡大を通じて、企業価値の増大と株主利益の向上を目指しています。
対処すべき課題としては、国内コンテンツ産業の成長とユーザーニーズの多様化・複雑化に対応することが挙げられます。フェイスグループは、グループシナジーの追求と効率的な事業運営を行い、市場環境に適応した高付加価値のコンテンツを提供することを目指しています。プラットフォーム事業では、技術・ノウハウと独自のビジネスソリューションを基に、新しいマーケットの創造に努めています。コンテンツ事業では、音楽・映像関連業界の厳しい環境下で、ヒットアーティストの育成やヒット作品の創出による収益性の向上を目指しています。
これらの戦略を通じて、フェイスグループは、エンターテイメント業界における革新的なサービスの提供を目指し、企業価値の向上に取り組んでいます。