ソルクシーズ (4284) 株価

時価総額
¥128.2億
PER
9.6倍
ソフトウェア開発・コンサルティング・ソリューション事業を展開するシステム関連の有力企業。金融・自動車教習所向けシステム開発が主力。子会社13社を通じて特定業務に特化したサービスを提供。24年2月にベトナム子会社を設立し海外展開を推進。日本・ベトナムで事業を展開。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

事業内容

ソルクシーズは、金融業界や通信業界を中心とした企業向けソフトウェア開発を主力とするIT企業です。同社は本体に加えて13の子会社を擁し、システム開発からコンサルティング、独自ソリューションまで幅広いIT関連サービスを展開しています。

同社の主要顧客は金融機関、特に銀行や証券会社が多く、これらの業界向けシステム開発が収益の柱となっています。また、自動車教習所向けの教習ソフトや企業向けクラウドサービスなど、特定業界に特化したソリューション販売も重要な収益源です。各子会社が専門分野に特化することで、顧客の細かなニーズに対応する体制を構築しています。

同社の事業は3つのセグメントに分かれています。ソフトウェア開発事業では銀行向けシステムや証券業界向け開発を手がけ、コンサルティング事業ではIT戦略立案やプロジェクト管理支援を提供します。ソリューション事業では自動車教習所向けソフト「MUSASI」や企業向けオンラインストレージサービス「Fleekdrive」など、独自製品の開発・販売を行っています。近年はeスポーツ分野への参入や生成AI活用サービスの開発にも力を入れており、新たな成長分野の開拓を進めています。

経営方針

ソルクシーズは、1981年の設立から「愛と夢のある企業」という経営理念のもと、デジタル変革を通じて持続可能な社会の実現を目指すソリューションカンパニーとして事業展開を進めています。同社は2026年から2028年にかけての中期計画において、経営基盤の強化、主力のシステム統合ビジネスの競争力向上、継続課金型ビジネスの拡大、海外市場の開拓という4つの基本方針を掲げています。特に注目すべきは、継続課金型ビジネスとシステム統合ビジネスの営業利益比率を50対50にするという具体的な数値目標を設定していることです。

同社が重点的に投資を進めているのは、フィンテック、クラウド、IoT、自動車関連技術、AI技術という5つの分野です。差別化戦略としては、業種や業務別の専門特化を継続し、非価格競争力の強化に取り組んでいます。具体的には、連結子会社フリークドライブが提供するオンラインストレージサービスや帳票サービスを核としたクラウド事業の強化、見守りサービス「いまイルモ」や状態監視システムなどのIoTソリューション事業の拡大を推進しています。また、生成AI支援サービス「CoBrain」を正式リリースし、金融領域を中心とした顧客ニーズの増加に対応しています。

新市場開拓では、海外展開を積極的に進めており、ベトナムでの自動車教習所向けソリューション展開を足がかりに現地法人を設立し、日本の高水準な交通教育メソッドの海外展開を実現しています。また、オフショアやニアショア開発の活用により価格競争力の強化を図り、顧客との低コストメリットの共有を推進しています。同社は既存事業の再評価を行い、経営資源を成長分野に集中させる一方で、不採算部門の再構築にも取り組んでいます。

技術革新への取り組みでは、ChatGPTの登場以降急速に進化している生成AIの活用に特に力を入れています。生成AIプラットフォーム開発や社内コンテスト開催を通じて社員の技術力向上を積極的に推進し、ソフトウェア開発上流工程のコンサルティングノウハウと生成AIを組み合わせた新サービスの展開を図っています。また、自動運転レベル4の解禁に対応した次世代通信技術や半導体の高機能化ニーズを捉え、自動車業界を中心としたソフトウェア設計支援体制の拡大を進めています。人材確保の課題に対しては、2年連続のベースアップ実施や新卒採用の大幅増員など積極的な人的投資を継続し、長期安定的な業績拡大の基盤づくりに努めています。

AIチャット