セキュア (4264) 株価

時価総額
¥102.9億
PER
24.6倍
セキュリティシステム構築の有力企業。AI顔認証技術を活用した入退室管理システム、監視カメラシステムを中心に展開。2025年12月時点で13,000社超の導入実績を保有。顔認証関連商品は11,630件の導入実績。入退室管理用途の顔認証で24年50.0%、25年見込み50.8%の市場シェア。日本中心に展開。

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事業内容

セキュア(株式会社セキュア)は、入退室管理システムと監視カメラシステムを中核とした物理セキュリティソリューションを提供する企業です。同社は2010年から本格的なセキュリティシステム事業を展開し、顔認証技術などの画像認識技術を活用した高付加価値なシステム構築で事業を拡大しています。現在では13,000社を超える導入実績を誇り、中小企業から大企業まで幅広い顧客基盤を持っています。

同社の収益構造は、約9割が販売パートナー(代理店)経由の間接販売、残り1割が直接販売となっています。顧客は多岐にわたり、オフィスデザイン会社、警備会社、機器販売会社などの販売パートナーが、企業のオフィス移転や設備更新のタイミングで同社のシステムを提案する仕組みを構築しています。画像認識技術を使った製品では、入退室管理用途における顔認証の市場シェアで約50%を占める業界リーダーの地位にあります。

同社の事業は3つの主要サービスで構成されています。「SECURE AC」では入退室管理システムを、「SECURE VS」では監視カメラシステムを、「SECURE Analytics」では画像解析サービスを提供しています。各サービスはオンプレミス型とクラウド型の両方に対応し、顧客の規模や用途に応じて柔軟な構成が可能です。特に顔認証システムでは、2D認証と3D認証の両方式を採用し、高い認証精度と実用性を両立させたソリューションを展開しています。

経営方針

セキュアは「AI×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理と監視カメラシステムを核とした物理セキュリティ事業を展開しています。同社の経営戦略は、既存のセキュリティソリューション事業を基盤としながら、AI画像認識技術の実装力を一層強化することで新規ビジネスの成長を加速させることに重点を置いています。事業規模の拡張性を示す売上高成長率、営業利益、売上総利益率を主要な経営指標として設定し、システム単位での導入件数も重要な非財務指標として管理しています。

同社の重点投資分野は、AI画像認識技術の高度化とストック型サービスの強化に集中しています。具体的には「Security System Lab」と「SECURE AI STORE LAB 2.0」という2つの研究開発拠点を設置し、画像解析精度の向上やAI実装サービスの拡充に取り組んでいます。差別化戦略としては、従来のオンプレミス型商品に加えて、クラウドサービス「SECURE AI Office Base」の拡充を図ることで、安定的なストック収益の確保を目指しています。特に顔認証による認証方式の需要拡大を受け、非接触型セキュリティソリューションの開発に注力しています。

新市場開拓では、これまで主力だったオフィス、商業施設、工場向けサービスから、データセンター、ホテル、マンションなどの新分野への展開を推進しています。また、レジレス・無人決済店舗「AI STORE LAB」の事業化という全く新しい領域にも挑戦し、セキュリティ技術の応用範囲を大幅に拡大させています。海外展開についても、韓国子会社「SECURE KOREA, Inc.」を起点として積極的に推進し、グローバル市場での事業規模拡大を目指しています。

技術革新への取り組みでは、物理セキュリティと最先端IT技術の融合による付加価値創造を重視しています。機械学習や生成AIを含むAI技術の急速な進展に対応し、実証実験に基づく実効性のあるデータ蓄積と継続的な改良を実施しています。同社は将来的にセキュリティ市場とIoT市場の垣根がなくなり、約10兆円規模の巨大な一体的市場が形成されると予測しており、無人店舗やスマートシティで活用される高付加価値な監視カメラ技術の開発に注力しています。

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