ハイブリッドテクノロジーズJP:4260株価

時価総額
¥34.8億
PER
2330.8倍
日本とベトナムを融合したDX推進のソフトウェア開発の有力企業。ハイブリッド型サービスと一気通貫開発体制を展開。2021年12月東証マザーズ上場、2023年5月子会社化・2023年10月1日吸収合併。日本・ベトナム中心に展開。

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事業内容

ハイブリッドテクノロジーズは、日本とベトナムを融合させ、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するソフトウェア開発を軸とした「ハイブリッド型サービス」を提供しています。同社は企画・要件定義といった上流工程から実装、運用、グロースハックまで一貫して担当し、ベトナムの開発拠点を活用してコストと人材を確保しています。

主要顧客は日本国内の企業や公共セクターなどで、業界は幅広くDXや基幹システムの刷新を求める組織が中心です。同社は日本側で顧客対応や請求を行い、開発をベトナム子会社が担う三者契約の形で収益を得ており、稼働に応じて料金を請求するストックサービスが売上の大半を占めています。

事業は大きくストックサービス(準委任・派遣型)とフローサービス(請負・納品型)の二本立てで展開しています。同社グループは各社が役割分担して上流設計、UX/UI、開発、保守、コンサルティングを連携で担い、国内拠点とベトナムの豊富な人材プールを活かして柔軟にチーム編成する体制を強みにしています。

経営方針

同社は既存事業の開発対応領域の拡大、提供ソリューションの拡大、マーケットの拡大という三つの軸で持続的成長を目指しています。特にストック型の継続収益が売上の約84%を占めるため、同社はストックサービス件数とストックサービス単価を主要な管理指標としています。現行では月額取引金額が50万円以上の案件を対象に件数と平均単価を把握し、2026年9月期からはフローサービスについても四半期で受注金額1,000万円以上の案件を指標化して、成長の進捗をより正確に管理する方針です。

重点投資分野として同社は人材採用・育成、M&A、及びインフラ・セキュリティ投資を挙げています。実務面では上流工程のコンサルテーションやサービスローンチ後の成長支援まで一気通貫で提供するために、ITコンサルに強い株式会社ハイブリッドビジネスコンサルティングの子会社化などで体制を強化してきました。ベトナム拠点と日本拠点を組み合わせた「ハイブリッド型」の体制は、時差や人材プールを生かしてコスト競争力と安定的な開発力を両立する差別化ポイントになっています。また情報管理面ではISO27001の取得やプライバシーマーク、ベトナム国家サイバーセンターとの協力覚書などで信頼性を高めています。

新市場開拓では、ベトナム国内での事業拡大を重要な成長機会と見ています。具体的には、ベトナムでERPや金融システム導入に強いNGSC社を2025年10月1日付で連結子会社化することで、現地マーケットへの本格参入を図っています。加えて、マスマーケティングやセミナー、動画配信などで日本国内の新規顧客獲得を狙う一方、M&Aを通じて技術・顧客基盤を非連続的に拡大する戦略を継続しており、2025年10月以降は株式会社エアトリのグループ傘下としても協業による顧客紹介やノウハウ共有を進める予定です。

技術革新への取り組みでは、生成型の人工知能(AI)を開発工程に積極導入して効率と品質の向上を図るとともに、自社でのAIモデル構築やDX基盤、サイバーセキュリティ技術の習得を重視しています。クラウドや顧客管理基盤(Salesforce等)、SAPを含むERP分野への対応も強化しており、これらを組み合わせることで業界ごとの課題に即した提案力を高め、開発から運用、グロースまで一貫して価値を提供する体制を整備しています。