スパイダープラス (4192) 株価

時価総額
¥97.3億
PER
建設DXサービスの有力企業。主力のSaaS「SPIDER+」に加え、BPOサービスやプロフェッショナルサービスを提供。24年12月時点でARR約45億円、契約社数2,117社を達成。大手ゼネコン・サブコンを中心とした顧客基盤を構築し、協力会社へのネットワーク効果で拡大。

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事業内容

スパイダープラスは、建設業界向けのデジタル変革支援事業を展開する企業です。同社は「SPIDER+」を中心とした統合プラットフォームを提供し、建設現場の生産性向上を支援しています。建設業界特有の課題を深く理解し、単なるソフトウェア提供にとどまらず、人材とテクノロジーを組み合わせた包括的な解決策を提供することで、業界の構造的な問題解決に取り組んでいます。

同社の主要顧客は大手ゼネコンやサブコンなどの建設業界大手企業で、安定的な月額課金収入を基盤としています。2024年12月時点で契約社数は2,117社、年間経常収益は約45億円に達し、1社あたりの平均売上も順調に拡大しています。大手企業への導入実績が新規開拓の優位性となり、元請け企業の導入が協力会社への利用拡大を促すネットワーク効果も収益成長を後押ししています。

同社は3つの事業領域で構成されています。まず、建設現場の業務を標準化するソフトウェア事業、次に顧客の特殊要件に対応するプロフェッショナルサービス事業、そしてデジタル化困難な業務を代行するBPOサービス事業です。これらを統合的に提供することで、顧客の業務プロセスに深く関与し、高い顧客粘着性と解約率の低下を実現しています。将来的には建設現場のインフラ企業への進化を目指し、AI技術の実用化や海外展開にも取り組んでいます。

経営方針

スパイダープラスは2024年12月期までの約4年間にわたる先行投資期間を終え、成長性と収益性を両立する新たなフェーズに移行しています。同社は「現場インフラ企業」への進化を目指し、従来の施工管理ソフトウェア「SPIDER+」を現場の統合管理ソフトウェア「SPIDER+ Workspace」として発展させています。建設業界の人手不足深刻化と需要拡大という構造的課題に対し、「標準化」「外部化」「高度化」「自動化」という4つのアプローチで包括的なソリューションを提供する戦略を展開しています。

重点投資分野として、同社は大手建設会社を中心とした顧客基盤の更なる拡大に注力しています。自社営業組織の強化に加え、販売パートナーとの連携により建設デジタル変革業界でのシェア拡大を図っています。差別化戦略では、営業・サポート・カスタマーサクセス各部門が現場から収集した膨大な顧客ニーズと蓄積された「現場データ」を、AI等の最新技術と組み合わせることで、競合他社との明確な優位性を構築しています。

新市場開拓では、ソリューション系サービスの展開を大幅に強化しています。現場のノンコア業務を代行する「BPOサービス」や、企業ごとの個別ニーズに対応する「プロフェッショナルサービス」を新たに展開し、従来のソフトウェア提供にとどまらない包括的なサービス体系を構築しています。これにより、建設現場における特定業務の課題解決から、あらゆる課題を網羅的に解決する「現場インフラ企業」への転換を加速させています。

技術革新への取り組みでは、全社員がAI等のテクノロジーを使いこなすことで組織全体の生産性向上を図る組織開発に注力しています。同社は顧客の業務プロセスに深く浸透するカスタマーサクセス体制の拡充と高度化を進め、現場での活用実績を積み上げながら、より強固な顧客基盤の構築を目指しています。急速な事業環境変化に対応するため、内部管理体制の強化とコンプライアンス体制の充実も並行して推進しています。

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