東京応化工業 (4186) 株価

時価総額
¥1.16兆
PER
31.2倍
エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品の製造・販売を行う有力企業。半導体や電子部品向けの特殊化学材料を展開。子会社8社、関連会社3社を含むグループ体制で事業を推進。

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事業内容

東京応化工業は、半導体製造に欠かせない化学材料を専門とする会社です。同社の主力製品は、半導体チップの微細な回路パターンを形成するために使われるフォトレジスト(感光性樹脂)や、製造工程で必要な高純度化学薬品となります。これらの製品は、スマートフォンやパソコンなどの電子機器に搭載される半導体の製造において重要な役割を果たしています。

同社の主要顧客は、世界各地の半導体メーカーや電子部品メーカーです。収益の大部分は、これらの企業への化学材料の継続的な供給から得ており、特に最先端の半導体技術に対応した高付加価値製品の販売が利益の源泉となっています。グローバルな半導体需要の拡大に伴い、安定した事業基盤を築いています。

同社グループは本社を含む9社体制で事業を展開し、エレクトロニクス機能材料と高純度化学薬品の製造・販売を中核事業としています。製品ラインには、半導体製造用のレジスト材料、現像液、剥離液などの各種プロセス材料があり、半導体の製造工程全体をサポートする総合的な材料メーカーとして事業を行っています。

経営方針

東京応化工業は、中期経営計画「tok中期計画2027」において野心的な成長戦略を掲げています。同社は2027年12月期において、連結売上高2,950億円、連結営業利益580億円、EBITDA720億円、ROE14.0%という定量目標を設定しました。この目標は、生成AI関連需要の拡大や円安基調を背景とした業績好調を受けて、当初計画から大幅に上方修正されたものです。同社は過去最高益の更新を継続的に目指しており、事業活動の成果である連結営業利益を最重視しつつ、収益性と資本効率の向上による企業価値拡大を目標としています。

重点投資分野では、同社のコアコンピタンスである「微細加工技術」と「高純度化技術」の更なる高度化に注力しています。特に先端レジストにおいてはグローバルシェアNo.1を目指しており、徹底した顧客目線での技術開発と安定した量産体制の早期確立を進めています。また、強固なサプライチェーンの構築に向けて、デジタル施策の推進による生産効率向上や品質維持・向上に取り組み、いかなる市場変動にも即応できる供給体制の整備を重要戦略として位置づけています。

新市場開拓においては、電子材料分野の深耕と開拓に加えて、同社の強みである微細加工技術や高純度化技術を活用した新領域の創出に挑戦しています。グローバルマーケティング体制の連携強化により顧客の深耕と開拓を進め、営業・開発・製造の三位一体戦略を徹底することで、技術トレンドと顧客ニーズを先取りした製品開発を実現しようとしています。さらに、通信革命等によってもたらされる新たな価値創造を支える企業として、長期ビジョン「tok Vision 2030」の実現に向けた取り組みを加速させています。

技術革新への取り組みでは、高度化する顧客ニーズに応え続けるための研究開発体制を強化しています。同社は技術革新のスピード加速と環境配慮・法規制対応を両立する製品開発体制の構築を進めており、デジタル技術を活用した既存ビジネスモデルの強化と新たな価値創造にも注力しています。また、デジタル人財の育成によって社内のデジタルリテラシーを向上させ、変化する市場環境に柔軟に対応できる体制づくりを推進しています。これらの取り組みを支える強固な財務基盤の整備も並行して進め、長期成長と企業価値最大化の実現を目指しています。

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