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日本ピグメントホールディングスJP:4119
事業内容
日本ピグメントホールディングスは、樹脂コンパウンドや樹脂用、塗料用、繊維用の各種着色剤の製造販売を主な事業としています。同社グループは、10社の子会社と3社の関連会社で構成されています。
日本国内では、樹脂コンパウンドや樹脂用着色剤、加工カラー、ピグメントカラーの事業を展開しています。子会社の日本ピグメント株式会社や株式会社PLASiSTが製造販売を行い、名古屋ピグメント株式会社、東京ピグメント株式会社、大阪ピグメント株式会社が製造を担当しています。
東南アジアでは、樹脂コンパウンドと樹脂用着色剤の事業を展開しています。子会社のNippon Pigment(M)Sdn.Bhd.とP.T.Nippisun Indonesiaが製造販売を行っています。
中国では、樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラーの事業を展開しています。子会社の普拉希司特新材料(南通)有限公司、上海金住色母料有限公司、関連会社の上海新素材特種聚合物有限公司が製造販売を行っています。天津碧美特工程塑料有限公司は2024年8月に解散予定です。
その他の地域では、樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤、加工カラーの事業を展開しています。関連会社のNPK Co.,Ltd.と大恭化學工業股份有限公司が製造販売を行っています。
経営方針
日本ピグメントホールディングスは、色彩関連製品を提供し、人と自然環境の融合を目指す企業です。同社は、色彩を通じて社会の繁栄に寄与し、地域社会との調和を重視しています。また、技術革新とサービス向上に努め、環境に配慮した高品質の製品を提供することを目指しています。
同社は、2021年から2025年にかけての中期経営計画「Change & Evolution 2025」を推進しています。この計画は、創業100周年を迎える2025年に向けて事業構造を変革し、次の100年の成長基盤を構築することを目指しています。持続可能な社会の実現に向けた責任を果たし、社会的課題の解決に取り組んでいます。
成長戦略としては、新たな事業機会の創出、海外事業比率の引き上げ、適切な投資の実行を掲げています。また、環境リスクの低減に取り組み、持続可能な社会への貢献を強化しています。経営基盤の強化も重視し、営業キャッシュ・フローやEBITDAの拡大を目指しています。
日本ピグメントホールディングスは、2025年度にROE6%以上を目標とし、資本効率の向上を図っています。ESGを意識したガバナンスの拡充や、働きがいのある職場の実現にも注力しています。これにより、企業としての成長と持続可能な社会の実現を両立させることを目指しています。