四国化成ホールディングス (4099) 株価

時価総額
¥2050.5億
PER
19.8倍
化学工業薬品・医薬品、建材の有力企業。化学品事業では二硫化炭素、塩素化イソシアヌル酸、プリント配線板向け防錆剤タフエースなどを展開。建材事業では門扉・フェンス等のエクステリア製品、内外装壁材を手掛ける。子会社22社を擁し日本・米国・中国・インド・タイに展開。

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事業内容

四国化成ホールディングスは、化学工業薬品・医薬品と住宅・景観関連商品の研究開発、生産、販売を主力事業とする企業です。同社グループは持株会社である当社と22の子会社、1つの関連会社で構成されており、化学品から建材まで幅広い製品ラインを展開しています。また、水処理や環境関連のビジネス、情報システム事業なども手がけています。

同社の主要顧客は、化学品事業においてはゴム・タイヤメーカー、電子部品メーカー、建材事業では住宅メーカーや工務店、個人住宅所有者となっています。収益構造は化学品事業と建材事業の二本柱で、化学品では工業用原料や特殊化学品の製造・販売、建材では住宅用エクステリア製品や壁材の製造・販売から収益を得ています。海外展開も進めており、米国、中国、インド、タイに現地法人を設けて販売活動を行っています。

事業セグメントは「化学品事業」「建材事業」「その他」の3つに分かれています。化学品事業では、二硫化炭素や不溶性硫黄などの無機化成品、プール用殺菌剤や排水処理剤などの有機化成品、電子材料向けの高機能化学品であるファインケミカルを製造しています。建材事業では、住宅の内装・外装用壁材と、門扉・フェンス・車庫などのエクステリア製品を主力としており、住宅周りの景観づくりに関わる幅広い商品を提供しています。

経営方針

四国化成ホールディングスは、2030年を見据えた長期ビジョン「Challenge 1000」のもとで積極的な成長戦略を展開しています。同社は売上高1,000億円、営業利益150億円、ROE10%以上という野心的な財務目標を掲げ、従来の「お客様のご要望起点」から「四国化成からの提案起点」へのスタイル変革を推進しています。この戦略転換により、世界中の顧客や社会の課題を先回りして解決する「一歩先行く提案型企業」への進化を目指しています。

同社の重点投資分野は、化学品事業と建材事業の両輪での技術革新と市場拡大に集中しています。化学品事業では、新たに竣工した丸亀工場の不溶性硫黄新プラント(投資額45億円)を活用した高品質製品による差別化戦略を展開し、一般消費者向け市場への参入として家庭用洗剤ブランド「WASHMANIA」を立ち上げました。建材事業では、2025年2月に創設した「MEGLIO」ブランドを軸に、高強度・長寿命化・脱炭素といった高付加価値製品の拡販により収益性向上を図っています。

新市場開拓と事業拡大においては、大規模な設備投資プログラムを実施中です。徳島工場への実験施設・事務所棟建設(22億円)、増田化学工業でのファインケミカル生産設備増強(22億円)、新R&Dセンター建設(66億円)、そして新拠点となる坂出工場建設(150~200億円)など、総額300億円超の投資を通じて生産能力と研究開発力の大幅な強化を進めています。

技術革新への取り組みでは、AI需要拡大や自動運転技術の進化に対応した電子化学材料の開発に注力しています。特にAIサーバー向け電子化学材料「GliCAP」のグローバルスタンダード獲得を目指すとともに、10億円規模のコーポレート・ベンチャー・キャピタルファンド「SHIKOKUイノベーションファンド」を2026年7月に設立予定で、スタートアップ企業との戦略的連携によるオープンイノベーションの加速を図る計画です。

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